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インターナショナル・スタイル(国際様式)とは?
Q インターナショナル・スタイルの3つの原理とは? A ①ヴォリュームとしての建築、②規則性、③装飾の忌避 P.ジョンソンとH.R.ヒッチコックによって、1932年にニューヨーク近代美術館で開催された「モダン・アーキテクチャー展」にて、20年代の近代建築を指してインターナショナル・スタイル(国際様式)という様式名が付けられました。伝統的建築の重々しい量隗に対して薄い面に包まれたヴォリュームとしての建築、対称性ではなくて規則性、装飾を取り除いた材料の気品と洗練された比例の3点を特徴とするとされています(*)。 ・コルビュジエによるガルシュの家の箱と、新古典主義の箱であるプティ・トリアノンを比較すると、その違いがはっきりします。ただしヴォリュームという用語の定義は難しく、たとえばミースによるバルセロナ・パビリオンのような面を構成したデザインをヴォリュームというには少し無理があるように思われます。 *H.R.ヒッチコック、P.ジョンソン著「インターナショナル・スタイル」(鹿島出版会、1978 原著1932) ゼロからはじめるシリーズの17冊目、近代建築入門が出版されました!約400頁すべてにイラスト!ライト、ミース、コルビュジエ、グロピウスばかりでなく、ラッチェンス、ガルニエ、ペレも深堀り。表紙はドミノシステムを変形(だから角柱)+サヴォア邸+プレキャスト風味に、はしごが左に寄っているのはガルシュの家(ミースのテューゲントハット邸も)の外階段やテラスの欠き込みから、1階のコルはモデュロールのポーズ、ペリアンも登場(裏表紙ではペリアンがコルの長椅子に座る)、海はコルがあこがれ、最期の場所ともなる地中海。アイデアはボクで、絵はイラストレーターの内山良治さん。 南米の川の方での書籍紹介文:「ゼロからはじめるシリーズの17冊目。19世紀の黎明期から、モダニズム建築、さらにその後のポストモダンにいたるまでを概観し、建築デザインと、建築家の思想が日本と世界に与えた影響が理解できる。空間構成、建築家とその思想をユニークなイラストでビジュアルに紹介。どのように近代建築が生まれ展開していったかを総合的に理解できる。」 2級建築士受験スーパー記憶術新訂版が出来ました! 2級では木造を多くして80頁強にし、RC、Sなどは基本事項に絞り、1級で載せられなかったような積算用語、建築史用語、都市計画用語なども数多く載せました! アクソメで分析するルイス・カーン、ル・コルビュジエ、ミース、グロピウス、F.L.ライト イラストで読む建築史! 建築基準法の法令集の読み方を、わかりやすく学べます。第5版第2刷をお求めください。 建築法規スーパー解読術 新訂第5版 修正追加部分 建築法規の入門はこれで↓ 改訂第3版をお求めください。 1級建築士試験の用語、公式などを一気に覚えられます。新訂版をお求めください。 木造入門の決定版!改訂第2版をお求めください ミカオ建築館ではユーチューブ動画と書籍を検索しやすくまとめてます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024.04.12 12:19:19
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