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2022.07.06
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丹下による東京計画、ボローニア・フィエラ地区センター 4隅のコア

Q 丹下健三による大型都市計画案におけるコアの使い方は?

A 垂直動線と設備をまとめたコアを構造のシャフトとして建物の4隅や両端に配し、それによってシステム的に建物を増殖します。

1960年の東京計画では、コア(図面にはVertical shaftと記載)からコアに、宙に浮いた長い建物を架け渡し、コアを基準にしてシステム的に建物を増殖しています。ボローニア・フィエラ地区センター(1975~)では、長方形平面の4隅に置いたコアを基準として、やはりシステム的に建物を増殖しています。山梨文化会館(1966)ではコアを搭としてそびえ立たせ、その間に建物を渡すデザインを実現しています。また単一のビルとしては、8角形のコアを4隅に置いた東京大学本部庁舎・理学部校舎(1979)があります。

・角に円筒の塔を置く構成は中世ヨーロッパの城郭にも見られ、また左右両翼を張り出すのは古典主義でもよくやられる手法です。そのような形態的手法を垂直動線とパイプスペースをまとめたコアを基準に構成することで、近代的なシステムデザインにまとめたとも考えられます。
・丹下は多くのアフリカや中近東の都市計画や大規模開発に関係しました。筆者が学生時代に丹下事務所にアルバイトに行っていた頃は、ナイジェリアの首都の計画をしており、どこに鉄道を通して道路を引いてといったとんでもないスケールの計画をしていました。コアシステムによる計画は、何もない広大な土地に大規模な建物を展開する際に有効な方法と思われます。

参考文献
「SD8001特集=丹下健三」鹿島出版会、1980




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Last updated  2022.07.06 21:22:37
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Comments

七夕棚ぼたアンバサダー@ Re:丹下による東京計画、ボローニア・フィエラ地区センター 4隅のコア(07/06) ミカオ教授大先生様おはようございます。 …
原田ミカオ@ Re[1]:ミースによる初期の3つのオフィスビル案(05/12) madao0311さんへ youtubeのご視聴ありが…
madao0311@ Re:ミースによる初期の3つのオフィスビル案(05/12) 去年先生のYou Tubeみながら勉強して二級…

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