2008/10/07(火)12:10
【郡上ものさし塾】ご来場ありがとうございます
先週末、岐阜県は郡上にて
「ものさし塾in郡上」が開催されました。
郡上、白鳥町
飛騨牛、天然鮎、
初めて行きましたが、いいとこですね。
主催のアトリエ・ビブレは、
この土地にゆかりの深い2人の建築ユニット
今風で言えば、コラボ。
一人が鮎釣って、一人がさばいて
ほんとに息がピッタリ・・・ってそういうコンビじゃありません
根底にあるのは、
「百年の家」は、この土地にこそ必要だという想いで、
それは、2つの事例から裏付けされます
一つ目は、
日本の月別死亡者数を見たとき
夏より冬の方が多い
その差は、23,000人
二つ目は、
県別の循環器系死亡率
沖縄、九州の下が一番低く、
本州~関東までがその次、
東北になると寒くなるので激増するのですが、
なぜか北海道は温暖地区並みに低いという事実
「家は少し寒いくらいが体が丈夫になるからいいんだ」という
ワケのわからない事をいう建築家がいますが
医学的統計でみるとまったく根拠のないことだと言えます
寒いと人が多く死ぬ
だから家を建てて家族の命を守る
だけど寒さに対してより対抗できる家を建てると
温暖地区並みに死亡率が下げることができる
家の性能によって寿命に影響があるということです
僕たちは、家が百年持つよりも
住む人が長生きしてくれる百年を目指しています
人が住んでこその家であり、
家は人のためにあるのですから当然です
その家族を守る家を建てるチャンスは、数十年に一度。
そのチャンスに、
長生きできる家と今までと同じような家
どちらを選ぶのか?
また地域を担う工務店として
その技術があるのなら、
住む人が長生きできる家を建てることを生業としたい
この想いは、全国の百年の家プロジェクトメンバーの想い
アトリエ・ビブレの二人にとって
その地が、郡上であった
その想いを伝えるのが「郡上ものさし塾」
「郡上ものさし塾」は、まだ続きます
次回は、ボタン鍋の時期に
お近くの方は、是非お越し下さい。