2007/07/18(水)23:36
芥川賞
第137回芥川賞、直木賞が決まりました。
芥川賞の諏訪哲史さんは国学院大学哲学科卒業、直木賞の松井さんは
早稲田大学文学部卒業。
ウゥーン、やはり環境が文学を生成するのかと思い知らされます。
「アサッテの人」、「ポンパ」などと、意味不明の言葉に壁を感じるものの、
「言葉への羨望と憎悪がある。でも生きるということは言葉と付き合うこと。
毒があると分かっていても使っていかざるを得ない」とのコメントには全く
同感であります。
敬愛する小林秀雄翁も行き着いた先は、本居宣長、そして言葉でした。
人類にとって画期的な言語には、コミュニケーションの正負それぞれの
功罪が相半ばしているようです。