2009/02/17(火)23:53
浅間山と卵ボーロの関係
最近の浅間山
この季節の浅間山は、
いつもなら、真っ白な粉砂糖を、たっぷりふりかけた
お菓子のような感じに見えるのだけど、
最近の噴火で、現在の状態は、こんな風。
一週間位前(2/9位かも?)の早朝、
浅間山の頂上から上方向に、白い煙のようなものが
立ち上っているのが見えた。
”何だろう?”
と。
その10分後位に、再度噴火が起きたと言う事を、
後で知った。
かなり遠い千葉県とかまで、火山灰が飛んだと言う
ことだけど、風向きが、ちょっとズレただけで、
そう遠くはない、こちらの場所には、
ほとんど飛んで来ないと言う事実。
すごい事だと思う。
浅間山に、
大昔起きた大噴火の溶岩流が、冷えて固まったもので
出来ている「鬼押出し」と言う所があるのだけれど、
初めて行った小学生の頃、景観に驚きつつ、
”噴火しちゃったら、どうしよう?”
と言った不安感(笑)の中で
卵ボーロを、食べていた記憶がある。
なので、それ以来、自分の中では、「卵ボーロ」→「鬼押出し」
みたいな図式が出来上がってしまったらしい。
卵ボーロを食べると、「鬼押出し」を思い出すので、
「卵ボーロ」は、丸くてかわいいけど、
ごっついイメージでもあるお菓子になってしまった。
村上春樹さん「エルサレム賞」授賞式
村上春樹さんの受賞スピーチ、
日本のブロガー陣がスピード翻訳 「ハルキ風」も
↑
すごいですネ。
数日前の暖かな昼下がり。
ポカポカで、気持ち良かったので、
部屋に寝ころび、空を眺めていた。
”何か月ぶりかな?”
などと思いながら。
雲が流れて行く様子を見るのが、好きなのだ。
田舎なので、前にさえぎるものがない為、
サッシ4枚分が、全部「空」。
風もないのに、雲の流れが早い事に
ちょっと驚きつつ、
”春みたいだ~。”
なんてことを思ったせいか、
「どれくらい好き?」
「春の熊くらい好きだよ。」
って言う、
村上作品の中に出てくる会話を思い出していた。
「今日は。お嬢さん、僕と一緒に転がりっこしませんか?」
(だったかな?)
これは、子熊の言葉。
「・・(この辺は忘れたけど)・・・丘(野原?)の斜面を
ころころと転がって一日中遊ぶんだ。そういうのって素敵だろ?」
みたいな事を言うのは、ワタナベ君。
村上春樹が書かれたものって、
哀しく切ないお話(本当は、苦手な分野)であったとしても
癒されたり、心が洗われたような感じを受けるものも多くて
大好きなのだけれど、
「ノルウェイの森」の場合は、ちょっとダメ。
とっても感動するけれど、読み終えた後、
どん底まで落ち込んでしまうと言うか、
元気を、全てどこかに持って行かれてしまうみたいな状態に
なってしまう事が分かっているので、
二度と読み返したくない小説の一つなのだ。
でも、このフレーズだけは、好きだと思う。
過去に読んだ小説ぽいものは、
リフォーム時に、全部処分してしまったので、
手元に1冊も残っていない。
本来は、”本を捨てられない人”なので、
やはり、ちょっと淋しいかナ?
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