簡易型放射線測定器

家では、畑以外にも、狭い庭を利用し
緑のカーテンとしてのゴーヤ、ミニトマトやピーマン
小ネギ等を植えており、

ゴーヤの１つとミニトマト、ピーマンは、
苗と一緒に購入して来た腐葉土を入れた
プランター植え。

順調に実をつけ、大きくなるのを楽しみにし始めた頃
近くのホームセンターで販売されていた腐葉土の
一部から、放射性セシウムが検出された
と言う報道があり、とても心配になってしまった。

仲良しの３歳児、Aちゃんが、
ミニトマトやピーマンに、水をあげたりして
収穫を楽しみにしていたので、

「大きくなったら、あげるね。」
と約束していた事もあり、本当に困ってしまった。

こちらのホームセンターは、県内だけでも数店あり
検出された腐葉土は、家で購入した店舗で
販売されていたものではなかった。

報道されていた写真を確認しても、我が家のものとは
違っていたので、”大丈夫かも！”と感じつつも
不安をなくすには、情報が足りない。

報道された腐葉土の原産国表示には、国内の地名の他
タイ、ベトナム、バングラデシュ等の記載もあったらしい。

その為、混合の割合によっては、検出されないものも
あったとの事。

と言う事は、腐葉土のような商品の場合、
工場生産のお菓子などとは異なり、
安全な扱いをされているものと同じパッケージのもので
あったとしても、それらの中身が、全く同じである
（同じように、安全である）とは限らない
と言う事でもある訳だ。

”心配しながら育てるくらいなら、
思いきって処分してしまった方が良いのかも知れない。”
とか

でも・・

”明らかに、汚染されていると判明している場合の
処分方法と、不明ではあるけれど、処分した方が良いと
自己判断しただけのものとでは、色々な事が違って来る
と思うし、どうしたら良いのだろう？”
とか

”Aちゃん、ガッカリするだろうな。”
みたいな事とか・・


もう、ほんと～に、色々な事を考えてしまった。

あまり、神経質になり過ぎても困るけれど
今回は、Aちゃんと約束してしまった事も
あったので、ガイガーカウンターを購入する事に決定。

何を選んだら良いのかも、全く分からなかったし、
”本当に、信頼しても良い数値が出るのだろうか？”
みたいな思いもあったけど、

ネットで、口コミやランキング（楽天、Amazon、
Yahoo!ショッピング等）を参考にして、
こちらの機種を購入。


調べた時点では、価格に、すごい開きがあったので
”何故かな？”と思ったら、

予約販売のものは価格が低く、待てない人は、
高価格の商品を購入するしかないような設定に
なっているようで・・

すぐにでも入手したい自分としては、
ちょっと苦しい選択。

早速、プランターの腐葉土やピーマン、ミニトマト
キュウリ、畑の土や野菜を計測してみた。





結果・・

腐葉土そのもの、ピーマン、ミニトマト
キュウリ、畑の土や野菜、全て安全圏内らしい。

良かった！


でも、今年６月、秋葉原で、
実験用のセシウム密封線源を利用した
「市民が購入した簡易型の測定器の精度を測る会」
と言うのがあり、

日本製、米、独、仏、中国、ロシア、ウクライナ製などの
簡易型測定器約４０台で
毎時０・６０、０・２０、０・１０マイクロ・シーベルトの
放射線を一斉計測してみたところ、
すべてを、正確に表示したものは、１台もなくて
多くの機械が、実際より高めに表示する傾向がみられた。
との事。

低く表示されるよりは、安心感があるけど、
どうにかならないのかな？
とも。



こんな風に、放射線測定までして
大切に大切に育てていた「ミニトマト」でしたが・・



しか～し

・・

気付いた時には、このような無残な状態で



絶対、届かない場所だったのに、
”どうやって、もぎ取ったのだろう？”
と、不思議でたまらなかったのですが、

翌日の朝、判明・・

どうやら、ネットを引き、茎を引き寄せる事で
うまく行ったらしい。

ネットがからまり、
身動き出来ない状態のワンコを発見した事で
分かりました。
（残っていた１粒を、狙っていたようです。）

この知恵、もっと役に立つところで使ってヨ！！






翌日も、やっていました。





ゴーヤは、順調です。










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