テーマ:猫のいる生活(135924)
カテゴリ:悲しい別れ
去年の夏ころから、「ペケ、年取ったな~」と思うことがありました。 いつも一人で餌を食べ、眠っていたペケがみんなといっしょに餌場でごはんを食べました。ほかの猫といっしょに眠るようになりました。新人はまだしも、以前はきらっていたタビといっしょに眠っているのには驚きました。 食べ物の好みも変わりました。かにかま以外は人間の食べるものに興味を示さなかったペケが、冷蔵庫を開けると飛んできたり、とくに足元やミケ、ハムが仲間入りしてからは、夕食時にテーブルにきて競うように食べ物をねだるようになりました。 ペケは口内炎のために2年ほど前に全抜歯しましたが、いささかムラはあっても最後まで食欲がなくなることはありませんでした。ただ体型は、筋肉が落ちて、おばあさんぽい体型になっていました。外にお散歩に行く回数もめっきり減りました。 最近は夜は居間の椅子でミケ&ハムと眠っていることが多かったのですが、亡くなる前の週は久しぶりに毎晩私の布団で寝ていました。ペケは布団にもぐらず、上に乗ったり枕の上でくっついて眠ります。このときは、ほとんど枕の上で寝て、私は枕なしでペケの体に顔をくっつけて寝ていました。朝起きて、「ペケ、おねーちゃん、散歩にいくよ」とベッドから降りても、ペケはそのまま。これも前から変わらぬ習慣でした。 おじさん(ダンナ)が仕事でかけた木曜の夜、ペケは台所の猫トイレで冷たくなっていました。朝は他の子たちといっしょに普通に餌を食べていた記憶があります。ダンナに電話すると、「そうか、しかたないな」と言いました。 日曜の朝ダンナは帰ってきました。帰ったら庭に埋めよう、と話していましたが、2日間雨。ペケの亡骸はそのまま居間の椅子に置かれ、線香を焚き、別れを惜しみました。「埋めたら、もう会えないんだな」と言いました。そして昨日、暖かくなった午後、ダンナが一人で裏山に埋めてきました。 東京から引っ越してきて3年目の5月、横浜の知人が、保護した猫が子猫を産んだが、一匹だけ貰い手がみつからないので頼むということで、車で連れてきたペケ。 15年間、楽しい日々をありがとう 本当に 本当に ありがとう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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