テーマ:スポーツあれこれ(11015)
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昨日、みけマンマ、突然倒れました。
いや、実はあんまり珍しい事ではなくて、今までもよく倒れていました。 その原因が スポーツ心臓症候群です。 『スポーツ心臓』とは長期間にわたる激しい運動をしたスポーツ選手の心臓が大きくなることです。しかし決まった定義があるわけではありません。 『スポーツ心臓』の概念が生まれたのは1899年Henschenによるクロスカントリー選手の心臓拡大を打聴診により指摘した文献が始まりといわれています。通常、心臓が大きくなったり、心電図の異常を示すことは心臓の病気が示唆されますが、この『スポーツ心臓』は病的なものではなく、強度のトレーニングに対する心臓の適応現象と考えられています。 『スポーツ心臓』は持久性を要する運動種目の選手に多くみられ、すべての競技選手にみられるものではありません。スポーツ選手は一般的に徐脈(脈拍が遅くなる)になる傾向があります。 一般人の安静時の一分間の心拍数は通常60~100が正常範囲ですが、トップアスリートの安静時の心拍数は40以下のことがめずらしくありません。この徐脈の程度は運動の強度や継続時間と関係し、持久性を要求される競技種目ほど著明であるとされています。この徐脈は、日常のトレーニングによりおきる迷走神経の過緊張が原因とされていますが、トレーニングの結果と考えられる心臓の筋肉重量と徐脈を原因とした心室停止時間には相関関係があるとの報告もあり、頻脈性の不整脈とも合わせ注意が必要な場合もあります。 また、スポーツ選手だからといって心臓の疾患がないわけではなく、むしろ運動中の突然死はスポーツマンのほうが高い割合にあり、その原因の多くは心臓血管系の問題であることは確固たる事実です。特に肥大型心筋症といわれる疾患は心臓の肥大、心電図異常などで、『スポーツ心臓』と似た所見を示すため、時に『スポーツ心臓』と誤診されることもあります。定期的なメディカル・チェックを受け、もし、異常が指摘されたら『スポーツ心臓』といって放置せず専門医による精密検査を受ける必要があります。 みけマンマ、去年大学病院のICUに運ばれた時も、脈が40台に何度もなり、アラームがバンバン鳴りまくっていました(汗) 看護婦さんが慌てて来て 「先生!!脈が40です!!!」 と連絡していました。 最初は主治医の先生も心疾患を疑ってレントゲンを撮ったりエコーをしたり、いろいろ検査しました。そして、下されたのが、スポーツ心臓でした。 みけマンマ、すでに小学校の頃から長距離マラソンをしていました。 中学校は部活は夏はバレーボールと陸上競技で長距離ランナーでした。しかも水泳もしていたし。冬は駅伝をやっていましたし、高校もなんだかんだと運動していて、大学時代は毎日自転車で20キロ走っていて、時には40キロ以上走っていました。登山もしていて、3000メートル台の山も登っていましたし、何日もかけて山を縦走したりと、運動していない時間はほとんどありませんでした。 スポーツ心臓症候群は、運動をやめると数年で消失するそうなんですが、みけマンマ、その後もず~~っと空手していて、運動をやめる、という機会はありませんでした。妊娠中も出産した後も1ヶ月で空手復帰していましたし。 安静時の突然の徐脈(心拍数が極端に落ちる事)は結構つらいです。 昨日倒れた時も、パパが脈を測ったらかなりの徐脈になっていました。 基本的に運動している時はいいんですよね。 何かに集中してるときとかも。 運動やめて2~3年すれば治るらしいのですが、みけマンマが運動やめることはないでしょうね(爆) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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