百姓侍人情剣 笠岡治次
百姓侍人情剣 (広済堂文庫) [ 笠岡治次 ]楽天で購入商品基本情報発売日: 2005年06月 著者/編集: 笠岡治次 レーベル: 広済堂文庫 出版社: 廣済堂出版 発行形態: 文庫 ページ数: 303p ISBNコード: 9784331611708商品説明【内容情報】(「BOOK」データベースより) 上州・渋川村での生活の貧困と苦しさに耐えかねて家を飛び出し、江戸へ出た百姓・茂平。気が荒くて乱暴者だが、曲がったことは嫌いな男だった。生きていくためにやった盗みと喧嘩がきっかけで、両国を縄張りにする侠客一家に身を寄せた。茂平の一本気で純朴な性格を見抜いた一家の長・長兵衛は、旧知の剣客の許へ茂平を内弟子として預けた。破天荒な生活から一変し、厳しい剣の修行を重ねる茂平に、思いを寄せる百姓娘と剣客の孫娘。やがて茂平は、心・技・体ともに成長して武家の養子となり、ついには百姓の気持ちが分かる侍となる。江戸情緒あふれる書下ろし長篇時代小説。最近読んでいる時代小説は、猫が出るか美味しいものが出るかに偏っていましたが、こちらはなんとなく手にとってあらすじを読んで面白そうだった一冊。主人公のキャラが立っていて面白く、本人剣のセンスありすぎ!いろいろうまく行き過ぎ!という感はありますが、その分テンポよく読めて爽快感があります。実際身近にいたら大変なヤロウだと思う一方、それでも周りを引きつけるその性格や性質は魅力を感じます。無茶苦茶なのに素直なところがあって、流されているようで芯がある所が良いですね。ルックス的な魅力はあまり伝わってこないけど。魅力のある人間味があります。もっと読みたいなーと思っていたら、シリーズ化されているらしい!是非続きを読んでみます。恋の行方も、ひっそり気になるわ。頑固者 百姓侍人情剣 (広済堂文庫) [ 笠岡治次 ]忘れ草 百姓侍人情剣 (広済堂文庫) [ 笠岡治次 ]人気ブログランキングにほんブログ村