我が家の思いでの絵本
この二冊は、最初の子が赤ちゃんだったときから、うちにある絵本。 「いないいない ばあ」は書店で買ったもので、洋書の絵辞典は友人からの出産祝い。オーストラリアから送ってくれた。二冊ともボロボロだけど、捨てられない。思い出がいっぱいつまった絵本だもの。うちにある絵本が限られていたので、息子は、この絵辞典を繰り返し「読んで!」と、ばかりに、持ってきた。絵辞典だから、apple, ant...と、延々と続く。何がおもしろいんだろう???と、要求されるまま、英語をそのまま読んでやっていた。ある日、実家にあずかってもらった日に、何か他の物を見て、"red","blue"と、英語の発音をしたらしい。母がビックリしていた。カタカナ英語で「レッド」「ブルー」と教えるくらいなら、「赤」「青」と教えようと思っていた私。別に意図することなく、英語の音が、身に付いていた赤ちゃんだったときの息子。また、別の時、空に飛んできたヘリコプターを見て"Helicopter!"と、叫んだ。一緒の車に乗っていた友人がビックリしていたが、別に意図したわけではなく、先の絵辞典を読んでいただけ・・・。絵が実際のものと結びついた瞬間だったのかな~。また、書店で絵本を見ながら、"Hello!"," Nice to meet you!", "I'm sorry"と、声に出す一才か二歳だった我が子に、驚きの表情の店員さんの顔を思い出す。別に英文が読めたわけではありません。五味太郎さんの同じ絵のビデオがうちにあり、子ども達のお気に入りでした。そのビデオと同じ絵を見て、口から、英文が出てきただけのこと。かくも、赤ちゃんや幼児は吸収力抜群!いつもその能力に驚かされます。