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カテゴリ:カメラ、レンズ、写真
ライカM1が発売されたのは1959年。
価格を下げる為に、M2から距離計を外しフレームを35mmと50mmに簡略されて、 スチューデント・モデルなどと言われたけど、手触りは50年代のライカそのものである。 相当数がM2へコンバートされたようだけど、9431台の内、何台がオリジナルのままであろうか。 35mmレンズ専用で使っているけど、距離計が無くて不便かというと、そんな事もなく、 むしろ距離計が狂う心配もなく、フレーム切り替えにまつわるトラブルも無くて良い。 元より露出計もないので、シャッター速度優先で、こんなものだろうと絞りを操作、 目測でピントを決定して、ファインダーを覗くというのが基本だろう。 更には、絞り優先で絞り込んでピントも3~5m辺りに固定して、 シャッター速度の確認だけにすると、速くてシンプルなスポーツ・ライカになる。 よく、ライカ礼賛者はピントの山は一点であり、 レンジファインダーは広角になるほど、ピント合わせには有利だと自慢しているけど、 慣れれば、場合によっては50mmでも目測だけで写真を撮って特に後悔することはない。 例えば、ホロゴン・ウルトラワイドは、15mmf8のレンズが付いている固定焦点のカメラだけど、 ライカ使いに、これで撮った写真を見せても何も言わない。 手元のライカM1には、M3用のMズマロン35mmf3,5が殆ど付けっぱなしだ。 メガネ無しのタイプなので、M3+外付けファインダーの使用が前提で、 M6なんかでは35mmのフレームにならないけど、M1なら何の問題もなく使える。 F3.5のズマロンは地味だけど実はよく写るレンズで、 F2.8と比べてもそんなに明るさに差があるわけでもなく、 特に暗い場所で撮るのでなければ文句のない性能だ。 F3.5ズマロンは、特にLマウントなんか昔は人気が無くて、 2万円もあれば綺麗なのが買えたので、最初に買ったライカ純正の広角レンズがこれだった。 そのLマウントは、回転ヘリコイドと相まって何というか絞り操作が使いにくいので、 M3用ならMマウントでも安いと言う事で探し出したのがこのレンズだ。 ライツ純正の50年代の組み合わせは、その操作感も手触りも一級でうっとりする位だけど、 裏を返せば今時のカメラと違い大きさの割に比重が段違い。 旅先で、荷物が増えて疲れてくると、写真を撮るのも億劫になる事がある。 時々、幾らかは軽くするためにジュピター35mmf2.8を付けてみたり、 更にはライカ純正だけだと、いかにもな雰囲気が嫌になって、 旧いキャノンやニコンの真鍮鏡胴でという比重の高い35mmレンズを付けて遊んでいる。 Mズマロン35mmf3.5の作例1(作例は全て銀塩写真) 時々見掛ける、草チャリンコ。どうしてこうなってしまうのか。 Mズマロン35mmf3.5の作例2 何かが色々ぶら下がった古い飾り格子の向こうの、セブンアップのステッカーが渋い。 Lズマロン35mmf3.5の作例 (当たり前だけど、写りはMマウントと差はない。) 大分昔に閉店した食堂のガラスの向こうには、色褪せたセブンアップのポップがそのまま。 時々寄る、上野アメ横の珍々軒でタンメンを食べて出た所で見掛けた光景。 どう見ても一番目立っていたカップルを、皆が見て見ないふりをするのが面白かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.05.17 12:37:07
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