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2017.12.28
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カテゴリ:音楽

昔から音楽が好きで、自分でやってみようとは思わなかったけど、
和洋東西エスニック問わず色んな音楽を聴いてきた。
クラッシックが高尚で、アコーステック楽器以外はダメと言う事もなく、
アフリカ、インド、パキスタン、中南米、中東、朝鮮、和楽器に演歌等々、
何でも波長が合えばウエルカム。音楽に貴賤なし、音楽に国境無しである。

ライブも東京ドームとか松本にも行ったけど、
地元のカノラホールと茅野市民会館へは結構通った。

ヨーロッパでは小規模なライブは日常なもので、
街中でバイオリンの演奏しているのをよく見かけたし、
街を歩いていると、そこら中で手刷りのライブ案内が配られ、
ウイーンでは広場の一角で若い連中が小規模なオーケストラまで演奏している。

個人的には、ライブと音楽ソフトは全く別の音楽の楽しみ方だと思っている。

昔の見上げるような大スターの曲となると、音楽ソフト以外に接する方法はなく、
ライブの観客と会場の雰囲気も一体になった音楽もそれで捨てがたいのである。
従って、ライブで聞いた音を自宅で再現しようとしても無理であり、
もうこの世にいない演奏家の音をライブで聞く事も不可能である。

音楽ソフトの音質はレコーディング・エンジニアの手腕によることが大きく、
そのセンスで音は殆ど決まってしまうと思われ、
更に個人の好みの音というのは使用機材も含めて千差万別である。

音楽プロデューサーがオーディオ好きというのは理想の一つで、
例えば松任谷正隆さんはオーディオにも造詣が深く、
松任谷由実さんのアナログ時代も含めたアルバムや、昔の吉田拓郎さんのアルバムでも、
松任谷正隆さんの名前がクレジットされているアルバムの音は概して良い。
音を通して、少しでもリスナーに良い音を届けたいという気遣いと意気込みが感じられるのである。


今年はクロマニヨンズの「ビンボロール・ツアー」しかライブへは行けなかった。


ロックに限らず、PAを使ったライブというのは、
どこでも音を会場全体に隈なく音を届けるために、
オーディオ的にはハイ上がりでヒステリックな音であるけど、
ライブにはライブの、会場の一体感は何物にも代えがたい。

概して、PAを使用する楽曲に関しては音楽ソフトの方が音は良い。
但し、一部のアイドル系のソフトにはライブ同様のドンシャリでハイ上がり系が多い。
ミニコンポやMP3+安物のヘッドホンを前提とした音造りなのであろう。


ビンボロールのアルバムジャケット。
シンプルでストレートなロック。良いんだよな。
モノラルというのがまた良い。オーディオ的にはイマイチだけど。音楽は音だけじゃない。


アルバム「ビンボロール」の裏側。




茅野市では、「コバケンとそのオーケストラ」が2010年から、蓼科高原みずなら音楽祭を皮切りに、
最後には茅野市の市民会館でオーケストラ演奏で締めくくるというのが夏の風物詩であった。

今年から、長野県中を回るという話になり、今年は飯山で開催された。
初回から参加している者には残念ながら6回で途絶えたのは寂しいけれど、
実に有意義で素晴らしい事だと思う。
絶対に損は無いので機会があれば是非会場に足を運んで欲しい。

コバケンさんは、ハンガリーに行く時は国賓待遇レベルという大指揮者である。
本当はマエストロ・コバヤシと言わなくてはならないのだけど、
やっぱりコバケンさんの方が合う。

個人的に、コンサートの席を取る場合は、
左側のソリストが立つ前から2番目辺りの席が指定で、
ソプラノやバイオリンソロの音だけではなくて息遣いとか、
市民館自慢のベーゼンドルファーの音を近くで聴きたくて、
更にはコバケンさんの指揮を執るときの呼吸とか足踏みとか唸り声を聴くためである。

通常の特等席と言われる真ん中の10番目は、
元から招待客の指定席であり今でも余り興味もない。

ライブにはライブの楽しみがある。

音楽全体を聴くのなら、中途半端な場所よりも音楽ソフトの方が良い。
ァコースティックのジャズでトリオやカルテットは前も良いけど、
どこで聴いても良いのは会場の小ささが大きいと思う。

コバケンとそのオーケストラの主演者はボランティアだけど、
各楽器のトップは世界中で活躍する本物の一級ばかりである。
主催にトヨタの名前もあり、気軽に格安でホンモノの音が聴けるのが、
コバケンとそのオーケストラの良さである。

コバケンとそのオーケストラ・コンサートには、地元のみならず、
避暑に訪れている別荘族や近隣から大勢の客が集まって、雰囲気も実に良かった。

茅野市は今年になり、コバケンさんが去ってから何もしようとはしていない。
せっかくマエストロ・コバヤシが種を蒔いたのに、「みずなら音楽祭」は消滅してしまった。
有名人が居なければ何もしようとしない底の浅さに呆れるばかりである。

みずなら音楽祭は、コバケンさんのツテを使ってでも継続するべきだったし、
別のオーケストラを探すか、出来ればコバケンとそのオーケストラと連携して、
若い音楽家の発表の場を提供して育てる為の場所にするべきだった。
色んな音楽のワークショップでも開けば楽しかったと思う。
茅野市の無策には、ただ残念で堪らない。




コバケンさんの音楽ソフトは探したら2つ出て来た。

まずはサンサーンスの交響曲3番。
オルガン付きで、この曲では一番のお気に入りCD。
昔はポニーキャニオンも真面目で録音も一級で文句ない。


チャイコフスキーも好きな作曲家だけど、交響曲6つのコバケン・バージョン。



















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最終更新日  2018.01.05 13:15:53
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