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カテゴリ:酒
昔、宴会となるとアメリカのカルロロッシという、
3Lの大瓶入りの安いワインを持ち込んでいた。 当時の宴会というと、酒はビールか熱燗に酎ハイ。 ワインというと高価で高級品のイメージがあって、 ビールみたいにクイクイ飲むものではなかった。 それに国産の安ワインというと、 ワイン風のアルコール飲料とも言うべき、 赤玉スイートワインに代表される、 やたらと甘ったるかったり不味いものが殆どで、 今に比べてロクなものが無かったのも事実である。 のちに結構高価な国産ワインが、 混ぜていた輸入ワインのジエンチレングリコール混入事件で馬脚を現し、 いかにいい加減で出鱈目なものか世間に知らしめることになる。 これ以降、輸入ワインもチリ産のような安くて美味いものが入り始め、 やがて国産ワインの底上げに繋がっていくのである。 所で、地元には甲州ワインと信州ワインの1升瓶に入ったワインがあるけど、 これは日本酒の普通酒みたいなもので葡萄酒と言った方がしっくりくる。 大概は大手の日本酒同様に、樽買いの輸入ワインを混ぜた安ワインだけど、 これは普段使いのコップや湯呑で呑飲むワインである。 これはこれで雰囲気も好きなので、たまに買って楽しんでいた。 今では、1升瓶ワインから更にコスパの良い3Lワインに移行。 なるべく安い奴を捜して購入しているけど、 1升瓶と違いブドウの種類もはっきりしていて、 普段の食事の際の普段飲みには十分である。 今時、日本では不味いものは売れないので、 ある程度のものが生き残っているともいえる。 構造は、箱の中にプラスティックのバッグに入っていて、 箱の中から蛇口を引っ張り出して固定すればスタンバイ完了。 量が減るとバッグもしぼんでいき、常に光と酸素を遮断してくれるので、 味の変化も少なくて、ゴミの処分も簡単で実に楽である。 欠点はデカいので夏は白を冷やすのが大変と言う事ぐらいだ。 何年物のどこ産というのも良いのだけど、 客もいない普段の食事に、そんなものはもったいない。 大概のレストランのグラスワインが、 この手のワインであるけど十分楽しめるのである。 左のコンクエスタはスペイン産。 ビアンコ・シャルドネの白で、 味は水替わりと言っていいけど、 慣れると悪くない。 真ん中はチリ産のロスカロス・シャルドネ。これは結構良い。 右のチリ産のチュカロ・メルロも良かった。 左のオークリーフ・シャルドネは、カルロロッシ同様のアメリカ産。 店頭でプロっぽい人が瓶入りをまとめ買いしていたので、 どうやらグラスワインとして使われているようだ。 結構いけるワインだ。 右のスペイン産のガッリアは、安売りで1080円。 イベリア半島を代表するテンプラリーニョのワイン。 普段飲み用の赤ワインとして十分だ。 総じて南北アメリカ、 特にチリ産は、価格の面でもお薦め出来る。 格安で売っている日本酒の合成酒や一部のワインは、 焼酎に甘味料や化学調味料や香料を混ぜた紛い物で、 飲み込むのが苦痛なほど不味い。 しかし、こういう安ワインは、 樽買いでブレンドして売り出す元のワインが殆どだと思われ、 紛い物の合成酒とは違うものである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.04.22 18:50:05
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