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カテゴリ:酒
春になると、苦味というかエグミのある山菜が食べたくなる。
苦味というのは本来毒であり、子供が拒否反応を示すのも本能的なものと思われる。 大人に春先の苦味は、どうもDNAに刷り込まれているらしく、 遠い祖先が会得した春の洗礼のようなもので、 植物が萌え出て来た頃に、季節の変わり目を体に教え込み、 毒を以て毒を治めるという事らしい。 個人的には、5月病なるものも山菜を食べないせいではないかと思っている位である。 酒にも苦味のある酒があって、 これを春になると呑みたくなるのは体が欲しているのである。 特にワインに植物を漬け込んだドライ・ベルモットは今の時期にはピッタリくる。 フランスのベルモットは色々あるけど、 高級で上品なやつよりも、このノイーリープラットが一番好きだ。 サマセット・モームが愛飲した事でも知られる銘酒である。 フキノトウが出て、新緑の季節までは切らすことが出来ない酒だ。 チンザノのエクストラ・ドライはイタリアらしく華やかさがあって、 こっちの方が入手は容易で味は軽いけど、これも悪くないと思う。 スーズは、西洋人参とも言われるゲンチアナを使った酒で甘苦いのが特徴。 苦いと言っても嫌な苦さは無く、胃腸薬にも使われる滋味あふれる苦みが心地いい。 これは、ダリやピカソが愛飲した事でも知られる。 2019-5-15 追記 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.05.15 09:50:18
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