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カテゴリ:音楽
ローリングストンズがフランスのパテ・マルコニ・スタジオで録音した「ミス・ユー」という曲がある。
パンクとディスコ全盛だった音楽に対する、ローリングストーンズの回答がこれだった。 ミック・ジャガー氏とキーボード奏者のビリー・プレストン氏が1977年に、 エル・モカンボ・クラブのリハーサルでジャミングしながら書いたものだ。 ミック・ジャガー氏とロニー・ウッド氏はディスコではないと主張し、 キース・リチャーズ氏はディスコと明言。 チャーリー・ワッツ氏はディスコの影響を認めて、 ドラムをフィラデルフィア・スタイルと表現している。 プレストンのベースを手にしたビル・ワイマン氏は、 ベースラインを作るために、かなりの数のクラブへ通ったらしく、 やがて、それは色んなバンドでコピーされることになった。 ロングバージョンは8分を超える大作で、 これはフランスプレスの真っ赤なレコード。 メジャーバンドなのに安っぽいジャケット写真が何ともカッコいい。 これはオリジナルのミス・ユーに、 ギターのインストゥルメンタルと歌詞を追加し、テープの繰り返しを使い、 エンジニアのボブ・クリアーマウンテン氏によってリミックスされた。 シングルだけど45回転ではなく33回転というのが面白い。 お陰で内周まで余裕しゃくしゃくのカッティングで録音もなかなかのモノ。 厚みのある拘りのベースとドラムが聴きもので、ジワーっとしたボーカルも良い。 滅多にポピュラー系を褒めなかった、長岡鉄男さんも感心した位の好録音である。 当時、日本では見掛けなくてアメリカから個人輸入した。 昨年、映画で再ブレークしたクイーンもそうだけど、 今のポピュラー音楽に革新的なものは何もないんじゃないか。 1978年に発表された、アルバム「女たち」のCDも色々あるけど、 家にあるのは2013年に初回限定生産された、プラチナ・SHMバージョン。 CD自体の仕様は結構凝ったもので、2011年にDSDリマスターされたものを使い、 ハイビット/ハイサンプリング音源を工場でダイレクトにカッティングする、HRカッティング盤。 SHMというのは液晶パネル用の透明度の高い素材で、 名前通りの純プラチナ反射板にビットエラー防止のターコイズ色のレーベルを使用している。 付属の紙ジャケットは、当時のLPジャケットの縮小版で面白いギミックが仕込まれている。 これに関しては、正直に言うと音はアナログディスクの方が好きだ。 アルバムを載せるのを失念で、2019-1-14 追記。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.01.13 20:26:53
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