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カテゴリ:音楽
デイブ・ブルーベック・カルテットの「テイク・ファイブ」という曲がある。
アルトサックスを吹いているポール・デズモンド氏により作曲されて、 1959年に録音されたアルバム「タイム・アウト」に収録されている。 後に山のようにカバーされて、今でもどこかで耳にする名曲である。 この曲が、個人的にジャズの原点であり、 全く記憶にないのだけど、どうも子供の頃に親にねだって買って貰ったレコードらしい。 当時はレコードが高価で、家にあるのは30cm45回転で3曲入りのシングル盤である。 どういう訳か「45rpm サウンド・ラボラトリーシリーズ」という、 音質重視のレコードで、昔から音の良さでも定評があったらしい。 アルバム「タイム・アウト」が録音されたのは、 60年も前の録音だけど音は今でも一級。 特にポール・デズモンド氏のサックスはオンマイクでセンターに小さく定位し、 リアルで息使いも分かるような録音が実に見事。 テイクファイブでは、少しオフ気味だけどジョー・モレロ氏のドラムも悪くない。 スムーズジャズの原点と言われているけど、そこは50年代なので軽さはなく、 同時代の他のジャズとは全く違った音楽は今聴いても新鮮だ。 家にあるテイクファイブ関係を引っ張り出したらCDが3枚も出て来た。 後ろにあるのが親にねだったらしい、「テイクファイブ」の45回転のシングル盤。 左下にあるのがSACDで、後はCDが色々。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.03.15 16:51:33
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