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mik.hamaのいい加減にします

2019.04.14
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2017年の4月に倒産してしまっていた下諏訪の酒蔵、御湖鶴(みこつる)。
諏訪大社下社のお膝元に在り、和田峠の伏流水と拘りの県産米を使った酒は、
かなり贔屓にしていたので、これはショックな出来事であった。

それが、福島県いわき市の運送会社、磐栄運送により蔵が引き継がれて、
千曲市の元長野銘醸の杜氏を務めていた、竹内重彦が杜氏を務める事になった。

これでまた一つ、諏訪の酒蔵が磐栄運送の村田会長さんをはじめ、
色んな方達のお陰で救われた事は本当に嬉しい。


昨年の10月に仕込みをはじめ、11月には初絞りを行ったとの事。
これは、まだ試験醸造段階だろうなと、首を長くして待っていたら、
ついに見掛けるようになり、早速2本購入してきた。

造るのは純米のみ。吟醸の精白度は50%。これが新生・御湖鶴である。
ラベルは新デザインだそうだけど、鶴の絵はそのままだ。
地酒好きには花見酒として、これ以上のものは無いだろう。

諏訪の花見はまだこれから。恐らく今週末には諏訪湖畔が満開になるのではないか、
高低差と樹種のお陰で、そこから1か月は優に花見が楽しめる。

最近では酒離れが叫ばれて久しく、日本酒を取り巻く環境は厳しいだろう。
単に純米で美味い酒ならば、今では日本中に幾らでもあるし、
万人受けの並べて似た様なものでは先は続かないだろう。
ここでしか味わえない個性が出てくる事を望みたい。

下諏訪宿は、甲州街道随一の温泉地であり終点であり、
木曽街道で京へ向かい、北国街道で善光寺に抜ける要所でもあった。

ここには、お殿様の宿泊地である本陣があり、
古くは旧石器時代から和田峠産の黒曜石は交易の重要物資で、
縄文時代には北海道にまで到達していた位である。

その和田峠産の伏流水を使った御湖鶴(みこつる)も、
黒曜石の様に日本中に広まっていく事を祈りたい。

4-16 加筆。







最終更新日  2019.05.09 21:01:54
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