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2019.04.20
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カテゴリ:ランタン
イギリスのオイルランタンにCHALWYN TROPICというのがある。
このCHALWYNの読み方が良く分からず、
キャルウインなのかシャルウインなのかと調べたらチャルウインというらしい。

家にも2つ転がっていて、アウトドアに凝っていた頃に、
買ったまま部屋のインテリアにして放置されていたものだ。
有名なドイツのフォイアーハント275に似たデザインで、
典型的なハリケーンランタンの形をしている。

戦後の1946年初頭から1970年頃まで作られていたようで、
今では殆ど忘れ去られているランタンだ。

メーカーは、”Walden,” 101, Uphill Road,
      Mill Hill,London, N.W.7にあった、
 【George Wild (London) limited,】だ。

1946年の登場時は、とても魅力的なデザインの新しいランタンというのが売り文句で、
大きなオイルタンク、丈夫なワイヤーガード、長いハンドル、スペシャル品質、耐熱ガラスが特徴。

1パイントのオイルで14時間というのがウリで、
火屋のガラスはドイツのフォイアーハントのNo,275か、
Baby BATの159と共通であると明記されている。

1946年頃の価格は1ダースで41ポンドだったらしい。


家にあるチャルウインのランタン。
左側のシルバーは火屋の中にある取説を見るとチェコ製で、
割と新しい感じなので、ひょっとしたら商標を買われて、
つい最近まで作られていたのかもしれない。

右のアーミーグリーンの物はイギリス製で、
作られたのは大体1950~1955年頃だと思う。

比べてみるとハンドル取り付けや、細かい部分でパーツが異なっている。
フォイアーハントと比べても、全体に造りが良くて安心感がある。


チャルウイン・ランタンの底面。
アーミーグリーンに付いているラベルは、元々ガラスに貼ってあったもので、
火を入れて使おうと思って底に貼り直したのだけど、結局はそのまま置物に。



4月も半ばを過ぎると諏訪でも外で過ごせるようになる。
日が落ちて薄暗くなった時に、オイルランタンは身近に置けて一緒に過ごせる良い相棒だ。
でも、チャルウエイを実際に使う事はもう無いだろうな。





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最終更新日  2019.06.01 21:35:30
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