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カテゴリ:時計
精工舎初の自動巻き腕時計は、
1955年にスイスのASのムーブメントを下敷きにして第二精工舎から発表された。 但し、大卒公務員の初任給が8700円程であった時代に、 16、000円と高価であったために余り売れなかったらしい。 そこで、諏訪精工舎によりコストダウンが図られる事になった。 ローターに国産初のベアリングを入れて、今に続く独自のマジックレバー機構を開発して、 精工舎初のオリジナルの自動巻き時計という、ジャイロマーベルが発売されたのが1959年。 価格は6、400円というもので、当時の大卒公務員の初任給は10、200円なので、 今の感覚だと12万円というところだろうか。 まだ高いけど、腕時計は高級品だった時代だったので結構売れたらしい。 シンプルで端正なデザインの時計。文字盤上部の独楽マークが良い味を出している。 ![]() 戦後になって1956年に諏訪精工舎より、 セイコーブランドの実用機として発表されたマーベル。 このマーベルを改良して、1959年に登場したのがクラウンで、 この時計は、その後グランドセイコーを始めとする、 様々な時計のベースとなって発展していくマザーウォッチである。 家にあるのは、結構珍しいクラウンのポケットウォッチ。 スネークチェーンが良い感じでケースもオリジナルだと思う。 ただ、御覧のように吊輪の隙間に余裕があまりないので、 チェーンを取り付けると、リューズ操作が実にやりにくい。 ![]()
最終更新日
2019.10.19 19:30:06
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