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2020.05.23
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カテゴリ:映画・ドラマ
下北沢が舞台の「下北沢ダイハード:人生最悪の日」は、
2017年にTV東京系列で放映されたTVドラマ。

第一話:裸で誘拐された男
第二話:違法風俗店の男 …
こういう題名だけでも ニヤッとなるドラマは無かった。

綺麗ごとだけの上っ面なものから離れて、
猥雑で人間の本質を見透かして、街中の匂いや温度は勿論、
登場人物の存在感が近くて体温まで感じ取れるようなドラマの内容は、
それがそのまま、下北沢のエッセンスそのものなのだろう。

小劇場で鍛えられた11人の劇作家さんと5人の監督さんによる、
40分ほどの1話完結のパニックコメディーは、
以前、紹介した「私立探偵 濱マイク」同様に、
色んな作家さんや監督さんによりドラマのカラーが違っているのが面白い。


TVドラマ終了後に、暫くして買おうと思ったらどこにも無くて、
仕方なくフリマアプリで探す羽目になってしまった。


物語の始まりは場末のスナックで、
ママの小池栄子さんと、常連客の古田新太さんが、
下北沢で起きた、男女にまつわる出来事で会話をする所から始まる。

第一話の主役、神保悟志さんに始まる、毎回違うキャスティングも文句なし。

登場する役者さんの中には、余りTVで見掛けない方もいるけど、
やはり、各々が小劇場で鍛えているからだろう、
ポッと出のアイドル上がりとはレベルが違って実に気持ちが良いi。

オープニングとエンディングの音楽と映像も秀逸で、毎回、同じ内容なのだけど、
特にエンディングの柄本明さんがチャリンコで夜の下北沢を徘徊する画には感動する。

とにかく、大笑い必至の大人のコメディーは、時間も短いので気軽に観られる。

いかにもテレ東らしいTVドラマ。
作家さんも監督さんも役者さんも楽しかったんじゃないかな。
随分と安上がりで面白いものを作ったなあ、と感心する。

このドラマを観ていると、メジャーから外れた位置で、
良く見掛けるものとは違う視点から作りあげられた、
ホンモノの東京のエンターテイメントを、
ずっと提案してきたのが下北沢ではないかと感じられる。

この街に沢山ある、ライブハウスや劇場もコロナ禍のお蔭で大変な目に会っているだろうけど、
コロナが収まったら何とか元に戻って欲しいと、このドラマを観ながら願うばかりである。





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最終更新日  2020.05.23 19:30:06
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