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2020.08.01
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カテゴリ:日用雑貨
アウトドアにおいて、椅子の持つ重要性は経験すればすぐにわかる。

ちゃんとアウトドアで遊んでいた頃は、
収納袋にピッタリと収まって、場所取らずのサウスフィールドの3本足がお気に入りで、
実に簡単で何の手間も無く設置と収納が出来る上に、
座り心地も抜群だったので常にクルマに積んでいて、
どこでも良さそうな場所を見付けると引っ張り出していた。


所が最近は、外で遊ぶことも無くなり、
家のウッドデッキで、軟派で楽ちんな疑似アウトドアという、
ベランピングとかいうヘンチクリンな名称の遊びに落ちぶれている。

国産ブランドチェアのアウトドアでの利便性と機能性はベランダ如きでは勿体なく、
ベランダよりも少しアウトドア色の濃い、家の直ぐ裏の林で使うのが関の山。

ベランダでは、もう一つ予備で持っていたコールマンのチェアの方が具合が良い。
ウッドのアームレストを備えた、ディレクターズチェアみたいなもので、
居心地が良いので、つい寝てしまう事がある位だ。


今さら説明する必要もない、アウトドアブランドであるコールマン製の安心感。
畳むと平べったくなるタイプで、設置と収納には少し操作が必要。
アメリカ製というのは今時珍しい。大きさに余裕があって頑丈だ。



これとは別に、家のベランピングでメインに使っているのが、
木で出来たアメリカのブルーリッジ・チェア・ワークスの椅子2脚とテーブルのセット。
これは収納と組み立てが実に簡単で、来客用にもう一組揃えてあって重宝している。

ブルーリッジ・チェア・ワークスの始まりは、
ウェストバージニア州北部のチートリバーと、
ペンシルベニア州南西部のヨーギニー川の急流ラフティングガイドや、
冬はスキーや山のパトロールとして働いていたアラン・デイビス氏により始まった。

1970年代にウォーホル氏のポップカルチャーに使われた、
スクリーン印刷に目を付けた、アラン氏と仲間たちは、
ラフティング会社のロゴ入りTシャツを売り出し大ヒット。

所が、1980年代の金融不安により閉鎖。
それから数年アウトドアから離れていたけど、
西ノースカロライナにシャングリラと呼ぶ家を建て、
仲間の為にカヌーのパドルを作り始める。

木工技術を仲間の職人に鍛えられて、やがて椅子などを作り始めるけど、
これが、ブルー・リッジ・チェア・ワークスの始まりだ。

窯で乾燥された最高品質のアッシュ材を使用した製品は、
持続可能性と快適性の2つに主眼が置かれて、
金属製の椅子より丈夫で長持ちするように作られている。

他の部分の素材にも拘っていて、
鮮やかで退色し難く頑丈なヘビーウエイトのポリエステル生地と、
耐食性のあるステンレスにより構成されて、
木材の表面には浸透性のデンマークオイルで仕上げられている。


家で使っている、ロースタイルの椅子と机。
机の方は、更に防水性を高める為に荏油を塗ってある。
これを展開して、飲み物と本を持ってくれば、ずっといる事が出来る。


畳むと、こんな感じになる。
安全性に十分配慮されていて、シンプルで頑丈な上に道具としても美しい。
座面が平らだけど、実際には角度が絶妙で座り心地も悪くない。


ノースカロライナ州のアパラチア南部で作られる同社の製品には、
品質管理を表すロゴマークと、アメリカ製の焼き印がある。
快適さと品質保証に加えてプライドの刻印だ。


昔、友人のアメ車に乗ってみて感じたのだけど、
個人的に、クルマのシートはアメリカのが一番かなと思った事がある。
そして、その次がフランス車のシートだ。

ハーマンミラーの名作、アーロンチェアもそうだけど、
道具としての椅子はアメリカンブランドが一番かもしれない。





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最終更新日  2020.08.09 14:07:43
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