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カテゴリ:日用雑貨
家のスバルR1は母親が新車で購入してから免許を返納して以降も、
家人の日常の足として頑張ってくれている。 そのスバルが富士重工を名乗っていた頃の汎用エンジンには、 ロビンエンジンという名前が付けられていて、そのエンジンの軽合金製カバーに、 富士重工の「フ」を図案化したマークが鋳込まれていたのを見た記憶がある。 このロビンエンジンのルーツは、中島飛行機から分離した富士産業が民生用に作り出した、 1947年登場のラビット・スクーターのエンジンを汎用化して売り出したのが最初らしい。 富士重工の歴史は結構古く、 1917年に中島知久平氏によって現在の群馬県太田市に作られた、 後の中島飛行機となる飛行機研究所にルーツがある。 それが戦後になるとGHQにより、中島飛行機はいったん解体されてしまう事になる。 1953年になると、旧中島飛行機から分割されていた各企業が再合同して、 5社出資による航空産業を目的とした富士重工業が発足する。 例の六連星は5社が集まって一つの会社になった事を表しているのだ。 その後、富士重工業のロビンエンジンは、 1943年に中島飛行機の三島製作所から、 戦後になり富士産業より1950年に独立した富士機械工業へ、 1966年に富士ロビンという名称で同社に譲渡された。 やがて富士ロビンは、2007年になるとマキタに吸収されてマキタ沼津となり、 そこから更に2013年には完全にマキタに吸収される事になる。 この時に、ロビン銘は元々富士重工業のブランドである為に、 マキタでは名作のスクーターに由来するラビットの名前で継続している。 家にある富士ロビンエンジン搭載の草刈り機NB2200A。 今でも、マキタのラビットNB2200シリーズとして継続しているベストセラー。 ![]() 日本製で2スト空冷の22ccエンジンで小型軽量なのが良い。 草を刈る面積は、それ程広くないので能力は十二分だ。 ![]() この草刈りに使われているのと同系列と思われる、 空冷2ストローク1馬力EC022型ロビンエンジンの外観と性能曲線表。 どうやら2017年までは生産されていたようだ。 ![]() ロビンエンジンEC002の諸元表。 目薬の容器が大体15ccなので、 22ccというのはそれに毛が生えた位しかない。 ![]() エンジンのカバーを外して、プラグ付近の様子。 ガッチリとした冷却フィンが頼もしい。同軸のファンを内蔵した強制空冷式だ。 ![]() カッターは230mm径のものを使用するので、国産チップソーの2大巨頭を選択。 左にあるN.I.K日光製作所のプロ用USX/230mm28Pは、 草刈り機なのに竹でさえチョン切れる実力を持つ。 右のツムラF型ハイパー230mm36Pは石に強いのが特徴で、 安物のチップソーの様に、2~3回の使用でチップが無くなる奴とは次元が違う。 ![]() サファイアコートのツムラ製チップソーを装着したNB2200A。 ![]() 燃料は普通に混合するよりも割高だけど、 使用料が多くないので大阪はエーゼットのフラッシュZを使用。 10年の長期保存とフラッシング作用がウリ。 実際に使用してみても、排気も煙っぽさが無くて匂いも気にならないように思う。 ![]()
最終更新日
2020.08.15 19:30:06
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