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mik.hamaのいい加減にします

2020.10.24
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カテゴリ:クルマ
個人的にシトロエンは昔から好きなので、
最初に手に入れたAX14TRSは14年に渡り所有して、
今でも無くなった親友の形見という初期型C5が手元にある。

実は318tiの後釜を考える上で、
真剣にシトロエンの原点とも言うべき2CVにしようかと思ったのだけど、
どうしても古い分、普段のアシグルマとしては厳しい。
例えば、これ用のミシュランタイヤなんか、
数がまとまらないと作らない上に高くて驚くけど、
冬タイヤなんかどうなるんだろうか。

シトロエンの場合、ハイドロか安グルマのどちらかに魂が宿ると考えているので、
今現在、日本で普通に手に入る一番安いのはC3と言う事になる。
初代は2002年に登場して、フランスの日本車みたいな出来にガッカリしたけど、
その派生車だったプルリエルはシトロエンらしくて良かったと思う。

2代目は2009~2016年に渡って生産されて、派生車としてDS3も登場した。

現在の3代目C3は、先代達とは似ても似つかぬクルマに生まれ変わった。
C4ピカソやカクタスに始まる、魔人ブーのふくれっ面に最初は面食らったけど、
慣れてくると、これも悪くないなと思うようになる。

この最初に”?”という感覚は、シトロエンの場合に時々起こる現象で、
2CVも初期型のC5も、最初は良く分からなかったのだけど、
気になってから見慣れてくると、これはこれで良いなと思えるようになる。

元々、フランス車はヘンチクリンなもので、
今のC3は、世界中のどこを探しても似たものが無いというのが実に良い。

大きさも絶妙で、全長3995mmX全幅1740mmX全高1470mmで、
重さは968~1080Kgというもの。
諏訪でも時々見掛けるけど、遠目からもC3であるというのが分かる。
現車を見るとサイズ以上に大きく見えるのは、その丸っこいデザインのせいか。

側面にエアバンプを備えたC3は、世界のどこにも似たデザインが無い。
こいつを腹に収める事が出来れば、シトロエンの思う壺というわけだ。


最近の限定車は、日本をモチーフにしているらしいけど、
この茶色のインテリアは定番化しても良いと思う。


インパネは、外観程に奇をてらってなくて好感が持てる。
ただし、タッチパネルによる操作は、
走行中だと手探りでは難しいので好きになれない。


数の少ない限定カラーでも、それ程価格アップしない点が良い。
日本の輸入元とシトロエン本社との連携は大したものだと思う。

同じPSAグループのプジョー208が8速ATになった今、早晩C3も変更されると思う。
どうせ、上の方なんか高速でもない限りは要らないと思うけど、
そうなれば、現在のローギアでのギクシャク感も解消されるのではないか。


C3に加えて、ずっと屋根の開くクルマは一つの憧れだったので、
もうこれは、既に生産中止なので中古を探すしかないけど、
先代のシトロエンC3がベースのDS3カブリオも気になるクルマの一つだ。


独特のオープン機構は、走行中でも開閉が可能なのが良い。
アバルトの595Cも似たような開閉機構なので同じメーカーなのだろう。


普通のDS3は諏訪でも見掛けるけど、このカブリオには今まで出会ったことが無い。
問題は、ソフトトップの対候性で、交換の費用も最初から考えておかなくてはならないかもしれない。


DS3の良い点の一つが、もう選ぶことは出来ないけど豊富なカラーバリエーション。


ただ、DSの一番の問題は、
そのコンセプトが一体何なのか、ずっと飲み込めない所がある。
このDS3だって、C3に幾ばくかのプレミアム分を払った上で、
元のシトロエンと比べて、何が得られるのか良く分からない。

これはDS全般に言える事だけど、
ちょっとばかりお洒落で珍しいだけでは先が続かないのではないか。

例えば、トヨタから1989年に登場して、
その徹底したオーバークオリティの造り込みで、
驚異的な静粛性をもって世界中の自動車メーカーを驚愕させて、
ヨーロッパの高級車にまで大きな影響を与えたセルシオがある。

海外ではレクサス銘で販売されてアメリカで大ヒット。
あのジャガーでさえ静かさの秘密を探ろうとして、
エンジンまでバラして社内に展示までされたらしい。

世界の高級車メーカーを瞠目させたレクサスは、その後確固たる地位を築いているけど、
これに触発された、日産のインフィニティやホンダのアキュラを見ても、
余りパッとしないのは、根っ子になる哲学や伝説のようなものが無いからではないか。

もう一つ、個人的にはVWポロの方がずっと良いなと思うけど、
そのポロと同じプラットフォームなのに、それよりも高価なアウディA1というクルマがある。

大分薄らいだとはいえ、まだ階級社会が存在するヨーロッパにおいて、
本来は、金持ちがセカンドカーとして買うA1は、
インテリアとかパーツの質感が多少違い、エクステリアだって違っているという事だけではなく、
それよりも主に鼻先に4つの輪っかが光っている、由緒ある老舗のアウディブランドは、
国民車という名前と出自のVWよりもランクは上と言う事で選ばれるのである。


その昔、フランスの大衆車だったルノー5にバカラ(BACCALA)という、
ホンモノのお金持ちのセカンドカーとして企画されたクルマがあった。

1989年当時、日本ではオリジナルのGLは169万5千円という価格で、
それは、素っ気ない内装の、ケチなフランス市民の生活道具丸出しという安グルマなのに対し、
バカラは250万円もする結構な高級車だった。

そのバカラの内装は、何とも趣味の良いシックな色調のインテリアを与えられて、
シートには当然のようにインテリアと同系色の本革が驕られ、
リアには上級車の25と同じパーソナルクローゼットまで備わっていたのだ。

そのルノー5バカラに比べると、
今のDS3からは、ベースになったC3との差異が殆ど見いだせない。

これでは素のシトロエンの方がずっとカッコ良くて、
値段が高いだけのDSは、見栄と札ビラが透けてしまい却って貧乏臭く見えてくる。
サスにハイドロでも使えば一考の余地はあるけど、
まあ、こんなクルマもあった、という事で終わってしまうのではないか。

今のDSも、どうせ数が出ないのなら、もう少し奮発して気合を入れて、
大衆から離れたヨーロッパの上流社会と繋がる、
ホンモノを纏ったクルマにするべきではないかと思う。

話しついでにもう一つ。
偉大なイギリスの安グルマだったミニ(ADO15)の後継車、
ADO16には大衆車からスポーツまで色んな兄弟がいたけど、
その中に、まごう事なく小さいけれどホンモノの高級車だった、
バンデンプラ・プリンセスがいた事を忘れるべきではない。

新しいDSは、この様なクルマを目指すべきではないか。






最終更新日  2020.10.24 19:30:05
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