mik.hamaのいい加減にします

2021/03/13(土)19:30

時計ファンも納得のドラえもんがモチーフの機械式ドラッチ腕時計

時計(60)

昔はドラえもんが好きで、コミックは勿論、アニメも見ていたくらいだったけど、 やがて大山のぶ代さんが引退した、2005年にはアニメを見るのは止めてしまった。 ドラえもんは、藤子不二雄さんが一番長く書き続けた作品であり、 今ではアニメとコミックは海外、特にアジアと南米でも評価されて、 全1345話に及ぶストーリーと共に映画も含めて、 日本では国民漫画ともいえる存在になっている。 実質的には”ウメ星デンカ”の後継として、 1969年から小学館の学年誌で連載が始まり、 2019年には50周年記念を迎える事になったドラえもん。 1973年にTVの放映が始まるけど、半年で一端打ち切りになった後、 1979年に復活した後は今でも続く長寿番組として存続している。 ドラえもんをモチーフにした腕時計は結構あるのだけど、 大概はクオーツのプラスチック製という、 どちらかというと子供やドラえもんファン向けのファッションに重点が置かれたもので、 時計に重心がある時計ファンとは無縁の物ばかりで実に退屈そのものだ。 それでも、アンテナを張っていると、 ドラッチという機械式の腕時計に出会う事になる。 それが2000年バージョンで手巻きのスケルトンだった。 裏側から見た様子。内部のスカスカ具合が良く分かる。 欠点は、竜頭の操作性がイマイチでネジの巻き上げがやりにくい事。 ドラッチ自体は、1997年から発売されている様で、 歴代のドラッチはホームページで確認する事が出来る。 基本的にクオーツがメインのだけど、かなり時計好きなスタッフが居るらしく、 機械式だけを拾っても、時計ファンを納得させる出来栄えで感心する。 スケルトン以外で印象に残った2本を取り上げてみる。 大山のぶ代さんが引退した、2005年バージョンのジャンピング・アイズ。 四角い窓の表示が”時”で赤い針が”分”を表し、1時間おきにドラえもんの表情が変わる。 裏側から見た様子。 メタルブレスも、しっかりとしたものが使われていて感心する。 ’07-’08バージョンのドラッチ。 いわゆる、クレイジー・アワーという奴で、時針がアッチコッチに飛び回るタイプ。 生産は流石に中国だけど、裏側を見ても安っぽさがない。 ベルトの取り付け方も凝っていて感心する。 その内に、クロノメーターとかパーペチュアルとか、 止めにトゥールビヨンとか出てきたりして…。

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