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mik.hamaのいい加減にします

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2019.12.21
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1905年にアイザック・ジェイコブ氏によりホッキング川に因んで、
アイダホ州ランカスターに創立されたホッキング・グラスカンパニー。
1937年には、1836年ニュージャージー州セーラムで創立した、
アンカー・キャップ・アンド・クロージャ―・コーポレーションと合併。

それからアンカーホッキング社は1983年まで、アメリカで一番古いガラス製品の会社として、
ペンシルベニア州、ニューヨーク州、イリノイ州等にも工場を擁していた。
それが、1987年にニューウエル社により買収される事になった。

2012年になると、当時の所有者であったモノモイは、
アンカーホッキングとオネイダを統合してエブリ・グローバル ウエアを創立したものの、
2015年には破産して、2017年にはオネイダ・グループになる。

日本では、1940年代から始まり1976年まで製造された、
アメリカ製のオーブンで使用可能な、ほう珪酸ガラスで出来た、
耐熱ガラスのファイアーキングが特に有名で沢山のコレクターがいる。
ファイアーキングは一度2000年にブラジルで復刻されて以来、
2011年からはアンカーホッキング・ジャパンにより日本で復活を遂げている。


手元にあるアンカーの1パイントグラスを並べてみる。
飲み物のグラスと言うよりは、花瓶みたいな佇まいでアメリカ雑貨そのもの。
ガッシリとした造りで、重さの割に手触りや口当たりが柔らかくて、
豊かで大らかだったアメリカのミッドセンチュリーを引きずった雰囲気が実に良い。

実は、1パイントといってもアメリカとイギリスでは量が違い、
USパイントは473ccで、UKパイントは568ccである。

このグラスを見付けた時に、500ccの缶ビールで丁度良いと思ったのだけど、
実際には入りきらないという事に後で気が付いた。
一口吞んでから、27cc+泡の分を後で追加する楽しみが増えた事を喜ばなければいけない。






最終更新日  2019.12.22 14:32:48
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2019.09.21
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東海林さだおさんのエッセイ、「・・・の丸かじり」シリーズが好きで、
文庫本が出る度に買っていて、その選集まで持っている。

飲食物の本ではあるけど、カタヒジ張ったグルメ本とは違って、
東海林さん独特の飄々とした文章と挿絵がしみじみと楽しい。
難しく考える本ではないので、特に旅のお伴には最適だと思う。

2010年に、その「丸かじりシリーズ」の発行部数200万部を記念して、
「特製ショージ君ビアマグ」を抽選で限定300個プレゼントするというイベントがあった。

文庫本の帯にある応募券2枚と引き換えに送られてきたのが、このビアマグ。
ショージ君のビールを持った笑顔には、こちらも頬が緩んでしまう。
家ではビールではなくて、主に焼酎用の器になっている。


もう一つ、今年はサッポロ黒ラベルの発売42周年と言う事で、
42種類のビアグラスが当たるキャンペーンがあった。

ビールは昔から黒ラベルが好きで、応募シールなんか直ぐに貯まるので応募してみたら当選。

へそ曲がりなので、一番見た事もないやつを狙ったのが良かったのかもしれない。
カフェオレボウルみたいな焼き物なので、ビール以外のお湯割りとか汁物までいけそうだ。






最終更新日  2019.11.07 10:10:38
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2017.11.03
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家では、日本酒は年間を通じて切らしたことが無い。

特に秋口になり涼しくなると、
寒さに比例して消費量も増えていく。

使う酒器は備前が一番好きだけど、
時々気分を変えて、あちこちで見付けて来た雑器を引っ張り出す。
どれも殆ど価値が無いかも知れないけど、旅先での思い出も重なって結構楽しめるのだ。

塩尻のリサイクルショップで見付けた、
南天が描かれた小皿と口径7cm程の小さな茶碗。
小皿に酒のアテを置いての茶碗酒セット。
南天は難を転じるという縁起物である。
絵付けを人の手で行っていた時代のものなので、絵が全部微妙に違う。


松本の骨董屋さんで見付けた、戦前の小林屋醤油店の名前が入った猪口。
恐らく、醤油の色や味を見たものだと思う。当然、酒にも使える。


中国の蘇州で見付けた杯。
高台の中に大清光緒年製とあり、全体に透かし模様の入った薄造りで、軽くて凛とした佇まいがある。
値段は当時2つで数千円だっと思うけど、値引きなしというのを1時間以上居座って値引きして貰った。


池袋の骨董会館で見付けた猪口。
唐子の絵が何とも微笑ましい。
江戸後期らしいけど、1個は釉薬に少しニュウが入っていて値引きして貰った。


こういう、器の絵付けを人が日がな一日書いていた頃の器が好きである。
磁器は染付が一番好きだけど人物紋が一番多い。

これは、雅人が何かを諭しているようだけど読めない。
最後は花押かな。絵も下手で稚拙だけど良い味を出している。






最終更新日  2017.11.03 18:50:03
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2017.09.18
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魯山人曰く、器は料理の着物である。
料理と同じ位に器の勉強もしなくてはならない、と言う事らしい。

そこまでいかなくても、一番世話になる飯茶碗くらい気に入った奴が良いなと買って来たのだけど、
どうも相性が悪いらしく割ってしまったりして、しょっちゅう代替わりしていたのである。

ある日、リサイクルショップで良い飯茶碗を見つけた。
新品らしいけど、ずっと仕舞い込まれていたらしく埃だらけで、
幾つか紐で括られて纏まっていたのである。

それは、いわゆる「へうげもの」と言う奴で、形は微妙に歪んでいるし、
釉薬にはムラがあるという、今時ではあり得ない茶碗である。

時代は、戦後すぐ位かなという所か。
手書きの模様は微妙に一つずつ違うし、何というか実に大らかで
その風情が気に入って、幾つか状態の良さそうなのを、
1個200円だったか、手を真っ黒にして選んで買ってきたのである。

まだ、人件費が安い時代だったとはいえ、
職人さんが日がな一日、手で絵をかいて量産していた時代のモノは、
温かみがあって実にいい感じである。

梅と竹かな。
直線部分が全部違うのは手書きなのだろうけど、定規みたいなものを使ったのだろうか。


竹林にスズメ。
印判かと思ったら、吹き墨の技法で絵が描かれている。











最終更新日  2017.09.20 21:21:02
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2017.08.26
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あらゆる焼き物の中で、備前焼が一番好きである。
ちゃんとした手びねりの備前焼であれば、
赤っぽい肌に窯変と呼ばれる模様や、木の灰釉によるゴマと呼ばれる景色が特徴で、
一つとして同じ物が無い器だ。

日本六古窯の一つで、ルーツは縄文期から平安期の須恵器に辿り付く。
あの赤い肌は鎌倉時代後期に酸化焔焼成が確立してからで、
今では備前市伊部地区が主生産地。
分類としては、釉薬無しの高温で長時間焼き締めるため炻器と呼ばれている。

ここへは何度か備前焼祭りの時に訪れた事がある。
行く度に、皿、壺、鉢といったものから、ぐい呑みに徳利を買い込んでいた。
素朴な雰囲気の山村で、巨大な登り窯には、榊、御幣、米と酒が供えられている。
その窯場の近くには、大量の松の割り木が積まれていて、
たまに青っぽい独特の色をした土塊が置かれていることもある。

伊部の里を歩いて、田んぼの周辺を歩くと、近くの山肌から青っぽい石が露出しているのが分かる。
元々の土は、これが浸食されて田んぼに堆積していったのに違いない。
ただ、山に太い木が無く禿山が多いのは、燃料の木材を切り出した名残りと思われる。

備前焼は、一土、二焚き、三造りというのが原則で、造型は3番目である。
土にはこだわっているけど、地元では土が枯渇してしまい、今では外部から調達している。
これをもって、今の備前焼はもう備前焼ではないと、したり顔でのたまうのは愚の骨頂。
こういう人間とは、関わった所で得るものは何も無いと思う。

炎の芸術と言われる通り、巨大な登り窯に松の割り木を5日間焚き続け、
同じ日数冷却して窯から取り出す。この時点で、大体半分から1/3が燃えないゴミになり、
売り物になりそうなものでも、窯変と呼ばれる景色のないものは安い値段になってしまうのである。
そういうものは、備前焼祭りの期間だとオマケにタダで頂ける位だ。
更に、その後の窯の修繕には結構なカネが掛かる。

登り窯から出てくる失敗作に関しては、
ちゃんとレンガに焼成する工場が近くにあってリサイクルされている。

話に聞いていても、実際に彼の地を歩くと、いかに大変な思いで作られているか良く分かる。
今の日本で、これほど贅沢な作り方をしている焼き物もそうはないだろう。


一番使用頻度が高いのは酒器。
窯印が刻まれた手作り品は、伝統工芸士はもちろん、作家作品でも年によって景色が違う。
昨年良いなと思っても、今年は余り良くなくて、次の年にどうなるかは誰も分からない。
何一つ同じものは無いので、良いなと思ったらとにかく購入するしかない。

とにかく一点物なので出会った瞬間が縁である、というわけで徳利も大分増えてしまった。
1本だけ信楽が見える。信楽も何度か訪れているけど穴窯焼成の素朴な奴は少数派だ。
1合徳利は時には一輪挿し。2合徳利は燗酒の主役である。
奥にある背の高い3本は酒を入れて、そのまま冷蔵庫で冷やして冷酒に使う。


ぐい呑みは勿論、湯飲みも殆どの用途は酒器である。
焼酎や沖縄の泡盛もこれで呑む。徳利と違って見込みの景色を楽しめるのが良い。
使っている内に僅かずつ変化していくのも楽しい。いわゆる器が育つというやつだ。






最終更新日  2018.06.27 10:16:25
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2017.08.16
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長崎には現川焼き(うつつがわやき)という焼き物がある。
元は1692年から50年ほどしか作られなかった陶器である。

その後、明治になり12代横石臥牛氏により復活したお蔭で、
普通に今では手にすることが出来るようになった。

茶褐色の磁器の様な滑らかな肌に白くて淡い刷毛目が特徴で、
何ともいえない涼やかな雰囲気がある。

家には、河童の画が描かれた酒器揃いがある。
どこかの陶器市で見掛けて、今まで見た事のない器だったし、
何より絵柄が面白いので購入したのである。

店員さんの話では、どこかの市長さんと、この2セットしかないと言う事であった。
幾らだったか忘れてしまったけど、その割に意外に安かったのは、
ネットもなかった頃なので、現川焼きがそれ程名前が知られていなかったのと、
陶器市も既に終盤だったからだと思う。

13代横石臥牛氏の箱書きがある桐箱に入っていて、
夏に使ったらさぞ良いだろうなと思っていたけど、
実は、時々取り出しては眺めるだけで実際に酒席では使った事が無い。

理由は、酔っぱらって割ってしまったら申し訳ないのと、
普段は新物の備前のぐい飲みや湯飲みで酒を飲んでいるので、
その昔に、西の仁清と称された上品な雰囲気が自分の酒に合わず、
嵩のない杯と徳利1本では、何というか飲んだ気がしないからである。


河童の川流れ。
独特の淡い刷毛目の上に河童が描かれていて、まるで水の中の様子を見ているようだ。



13代横石臥牛氏の箱書き。器の裏にもハンコではなく手書きの文字が入っている。
現川焼きのモチーフでは鷺の画が人気で、それだと刷毛目が川面を吹き渡る風のように見える。






最終更新日  2018.06.28 11:50:22
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