000000 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

mik.hamaのいい加減にします

全5件 (5件中 1-5件目)

1

ランタン

2019.11.02
XML
カテゴリ:ランタン
日本製のハリケーンランタンに、
大阪の八尾で大正13年創業した、
タイヤに羽が生えたロゴマークの、
ウイングド・ホイールというメーカーがある。

今でも5代目の手によりランタンを製造し続けている老舗だ。

家にあるのは真っ赤な奴で小ぶりなNo.400というモデル。
有名なドイツのフォイアーハントのBABY276にそっくりで、
元はこれのコピーだと思われる。

パッと見はシンプルに見えて、
製造工程は細かい部分も含めると300もあるという。


家にある、ウイングド・ホイールのNo.400(左側の赤)と、
フォイアーハント・BABY276(右側の黄)の英語表記で、
同じ耐熱ペイント仕上げのファイアー・ハンドBABY276を並べてみる。

殆ど似たようなデザインなので遠くからだと区別は付かないだろう。
家では、どちらもお飾りで使った事はない。


タンク部分のクローズアップ。
芯の上下ハンドルが違う位で、心臓部のバーナー部分は形状がそっくり。
メッキと塗装の違いが無ければ殆ど区別が付かない。

2つとも燃料キャップにあるロゴマークの刻印が面白い。
タイヤに羽が生えたウイングド ホイールと、手のひらに炎のファイアー ハンド。


英語表記のファイアー・ハンドは余り見掛けないので生産数は少ないだろう。
オリジナルのドイツ語表記のフォイアーハントのクロームメッキ276と並べてみる。


英語バージョンは、本体のみならず火屋のガラスも英語表記。
世界ブランド化の為に、今でいうCIを実施しようとしたのだろうか。






最終更新日  2019.11.13 10:58:47
コメント(0) | コメントを書く


2019.08.03
カテゴリ:ランタン
日本船燈、通称ニッセンというメーカーの真鍮で出来たランタンがある。

日本船燈は、1936年に船舶安全法に基づいた、
航海/信号灯や法定船用品の製造を目的に設立された老舗だ。

家のニッセン・ランタンは、ウッドデッキで飲み食いする際に、
暗くなってから点灯する、2つのSIFとフォイアーハントのランタンに、
来客時のみ追加する事が殆どで、普段は部屋の隅でオブジェとして存在している。

真鍮と銅で出来た外観と造り込みは見事で、
本物の海の道具として雨風対策もバッチリの、
かなり凝った二重構造になっている。

オイルランタンの定番で、量産されているフォイアーハントと比べても、
パーツ一つ一つの加工レベルは上等で実に丁寧な仕事がなされている。

何せ日本船燈のランタンは、
先の東京オリンピックの聖火運搬にも使われた本物である。
そこら辺のペカペカした量産品とは次元が違うのだ。


家にある、アンカーランプB。
ランプ本体の外側を、もう一つのガラスグローブと金属で囲い、
更にその外側には、脆いグローブが何かにぶつかっても壊れないように、
真鍮のガードリングが取り囲んでいる。
主要部品が真鍮なので、経時変化による外観の変化も楽しみだ。


使い方は少し面倒だけど、それも楽しまなければ火を灯す意味がない。


ついでに、音楽部屋にある真鍮でできたニッセンのストーブ。
暖房用の石油ストーブであるというくせに、お湯が沸かせないけど、
これは灯油ランプであると認識すると何の問題もなくなる。

他の部屋のストーブは暖かくなって片づけても、
こいつは1年中部屋に置いてある。

火が入っていなくても、オブジェとして眺めるだけでも鑑賞に耐えて、
何より災害時に対応した暖房を兼用した重要な照明器具であるからだ。






最終更新日  2019.08.05 09:42:08
コメント(0) | コメントを書く
2019.04.20
カテゴリ:ランタン
イギリスのオイルランタンにCHALWYN TROPICというのがある。
このCHALWYNの読み方が良く分からず、
キャルウインなのかシャルウインなのかと調べたらチャルウインというらしい。

家にも2つ転がっていて、アウトドアに凝っていた頃に、
買ったまま部屋のインテリアにして放置されていたものだ。
有名なドイツのフォイアーハント275に似たデザインで、
典型的なハリケーンランタンの形をしている。

戦後の1946年初頭から1970年頃まで作られていたようで、
今では殆ど忘れ去られているランタンだ。

メーカーは、”Walden,” 101, Uphill Road,
      Mill Hill,London, N.W.7にあった、
 【George Wild (London) limited,】だ。

1946年の登場時は、とても魅力的なデザインの新しいランタンというのが売り文句で、
大きなオイルタンク、丈夫なワイヤーガード、長いハンドル、スペシャル品質、耐熱ガラスが特徴。

1パイントのオイルで14時間というのがウリで、
火屋のガラスはドイツのフォイアーハントのNo,275か、
Baby BATの159と共通であると明記されている。

1946年頃の価格は1ダースで41ポンドだったらしい。


家にあるチャルウインのランタン。
左側のシルバーは火屋の中にある取説を見るとチェコ製で、
割と新しい感じなので、ひょっとしたら商標を買われて、
つい最近まで作られていたのかもしれない。

右のアーミーグリーンの物はイギリス製で、
作られたのは大体1950~1955年頃だと思う。

比べてみるとハンドル取り付けや、細かい部分でパーツが異なっている。
フォイアーハントと比べても、全体に造りが良くて安心感がある。


チャルウイン・ランタンの底面。
アーミーグリーンに付いているラベルは、元々ガラスに貼ってあったもので、
火を入れて使おうと思って底に貼り直したのだけど、結局はそのまま置物に。



4月も半ばを過ぎると諏訪でも外で過ごせるようになる。
日が落ちて薄暗くなった時に、オイルランタンは身近に置けて一緒に過ごせる良い相棒だ。
でも、チャルウエイを実際に使う事はもう無いだろうな。






最終更新日  2019.06.01 21:35:30
コメント(0) | コメントを書く
2018.09.01
カテゴリ:ランタン
夏になると暗くなるまでウッドデッキで過ごす事がある。

蚊取り線香とオイルのランタンを引っ張り出してきて薄明りで呑んで食べる。
ここには笠松の電灯もあるけど、こういう時の明かりは電気じゃダメで火が欲しい。

昔はコールマンのガソリンランタンだったけど、
本当のアウトドアではないので、ちょっと大袈裟すぎるし、
プリムスのガスランタンも良いけど、これも自宅の脇なんか勿体ないのである。

というわけで、燃料の扱いが一番楽で長持ちするオイルランタンがしっくりくる。
一番明るい巻き芯のデンハーロッテルダムもあるけどこれも中途半端なので、
メインは今でも人気のドイツのフォイアーハントと旧いフランスのSIFだ。


左が1930年代のフランスSIF・500。
右が有名なドイツのフォイアーハント・276 BABY SPECIAL。


SIFは外観も大きいけど芯もフォイアーハントよりも幅が広いものを使う。
軍用のグリーンのタイプもあった。いつも壁のフックに引っ掛けて使っている。

この手のランタンは可動部分が芯の上下だけで、
構造もシンプルなので余程の事が無い限り壊れる所が無い。
ガソリンやガス程の明るさは無いけど、マントルの様な脆い部分もなく、
発熱も小さいので相当古くても芯が何とかなれば恐らく一生使える。


SIFの底に刻まれた刻印。
BREVETE S.G.D.Gは、1968年まであったフランスの特許の事。
これは政府保証のない特許の事で、1844年からあった法律では、
出願人がリスクを負い、記述に関して新規性や本発明の機能やメリットを、
事前審査なしに特許を発行していたものだ。
DOUBLE FONDとは二重底という意味。


SIFのヘッド部分に小さくフランス製の文字が入っている。
ここは熱の影響もあり錆びているけど、今でも何の問題もなく使える。


こっちのフォイアーハント276は特に説明も必要ないだろう。
1902年創業で世界中の軍をはじめとするプロにも使われてきた銘品である。
20時間の点灯と風速80mにも耐える本物の道具だ。

世界的なベストセラー製品で形も昔からこのままだ。
ただ、最近はスズメッキから亜鉛メッキがメインになったのは少し残念だ。


火(フォイアー)と手(ハント)を組み合わせた奇妙なロゴマークの蓋。
276の下にW.GERMANYとあるので、少なくとも1990年以前のものだ。


レンズ好きにはお馴染みのショットのガラスで出来たホヤには、
フォイアーハントのロゴとMADE IN W.GERMANY、
Nr.1275とNr.1276の品番、
SPRAX GLASとショットのロゴが刻まれて賑やかい。


燃料は灯油ではなく、液体パラフィンのムラエのレインボーオイルが良い。
入れっぱなしでも灯油のように劣化する事もなく、
匂いや煤も少ない上に明るさも灯油よりも勝る。
使う量なんか知れているので、2Lを一本買うと相当持つ。






最終更新日  2018.09.01 19:30:09
コメント(0) | コメントを書く
2017.08.05
カテゴリ:ランタン
昔は、アウトドアが好きで、クルマに荷物を積んで、遠くは佐渡辺りにまで遠征していた事があった。

アウトドアの楽しさは、子供の頃に山の中に基地を作ったり、
木の下や広場の脇に草を集めて、寝そべったり、本を読んだり、駄菓子を食べていた事を、
大人になって、同じように椅子やシートを置いたり、
場合によっては、テントやタープを使って再現する事である。

簡単なアウトドアは、夏の暑い時期に自宅を離れ、適当な木陰でお湯を沸かして、
カップラーメンや飲み物を作り、本を読む位のものだけど十分に楽しい。

テントやタープによる基地を設営した後は、日が落ちる頃に食料品と酒の類を広げ、
大概は、まずは火持ちの良いロッヂのスポーツマングリルに炭を熾してから、
コールマンのホワイトガソリンが燃料の、ストーブとランタンを引っ張り出して、
ポンプのロックを解除、続いてポンピングの操作がメインイベント始まりの合図。

昔は、電池式のランタンなど、蛍光灯か白熱電球だったので、
暗いか長時間持たなかったので、とてもメインのランタンとはなり得なかった。
更にホワイトガソリンが、ストーブ(コンロ)にも使えるので、
共通の燃料と言う事で都合が良かったのだ。

またガスとも違い温度変化や低温にも関係なく、
最後まで安定した、強力な明るさと火力を得られるガソリン機器は、
スウェーデンのオプチマス製も含めてアウトドアでは最強である。

ガソリン・ランタンが、傍でゴーゴー言いながら、周囲を照らしていると実に心強い存在で、
驚く程の明るさと共に、夏には鬱陶しい虫を周囲に引き寄せ、
寒い時には暖房の役割も担ってくれて、周囲に結界を作るお守りみたいな存在なのだ。

今ではランタンというと、LEDが登場してから電池式が一般のようで、
ホワイトガソリン自体も、昔はBPも出していたけど無くなり、
今は純正の小さい缶だけのようで、しかも高くなり残念。

今では、アウトドアもご無沙汰で、ウッドデッキで友人が来た時に使うくらいだけど、所詮は自宅。
家人だけの時には無駄に明るいので、
最近使うのは芯に火を灯すオイル・ランタンがメインになってしまった。
ただ、家の外での照明は電気ではなく、最低でも火という部分には拘りたい。

コールマンのガソリンランタンは、いつの間にやら7個に増えていたけど、主に使うのは3つ。

一番好きなのは、大きなシングルマントルの635Bで、銀色のタンクと緑のタンクの2つ持っている。
ちょっと絞ると、ポンピングをそれほど必要とせず、思い切り明るくした時は眩しいくらいだ。

次が有名な赤い200Aで、これは1962年製である。
赤い塗装が特徴で、ランタンとしては、とっくに完成されている傑作。

もう一つは、旧い戦前の1938年製の242B。
驚くことに補修パーツは200Aのが使える、というよりは200Aの先祖がこれなのだ。
200Aの前に登場したランタンだけど、機能に殆ど遜色がないのは凄い。
手間の掛ったパーツの素材感やレトロな雰囲気が実に良い。

左より、200A,635B,242B



ポンプのパッキンがスカスカになり交換中の200A。
実は給油口のパッキンもそろそろ交換しないといけないけど、
部品が見当たらないので、ガソリンに強いパッキン材を自分で切ろうかと思っている。






最終更新日  2018.07.04 10:34:56
コメント(0) | コメントを書く

全5件 (5件中 1-5件目)

1


Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.