年の瀬の準備・酒とソバ(奈良酒と小諸七兵衛ソバ)
毎年、年末に準備する大切なものに,年越し用のソバと年末年始に飲む日本酒がある。ソバに関しては、年中ソバを食べているというディーンのボーカリスト、池森さんが大量にストックして絶賛していた小諸七兵衛を買って来た。諏訪のスーパーは、どこもソバを始め麺類の種類は比較的多いのだけど、これは余り見掛けなくて売っているのは1か所しかない。都会の方がポピュラーなのかな。値段の割に量も多く、下手な蕎麦屋のソバより美味いソバである。1年に一度だけ、年末に奮発する奈良酒。奈良酒は全国的にはマイナーだろうけど、各蔵が持つ唯我独尊とも言えるほどのギラギラする様な個性があって面白い。花巴は酸味を伴った旨味が見事。篠峯は微炭酸を感じて甘みと酸味に、後味の苦味が良い。この酔龍はこの蔵の入門編。辛口だけど、ドシン・ガツンとくる飲み口が心地いい。300年の歴史がある蔵を生酛造りの為に改装したという。三諸杉の醍醐酛は奈良でしか作っていない生米から醸す古いやり方。室町時代に正暦寺で考案された、山廃よりも手間の掛かる貴重な酒だ。大倉は、果実香を伴うフルーティーで旨味と甘みと酸味のバランスが見事。こういう酒は地元の諏訪は勿論、近郷近在には皆無で奈良でしか見いだせない。強いて挙げれば、高温山廃酛の千葉の木戸泉か。毎年、つくづく美味いなと思う。これが年末年始のお楽しみである。