軽量コンパクトで良く写るミノルタのパンケーキMD45mmf2レンズ
1978年にミノルタから発売されたコンパクトなレンズでMD 45mmf2というのがある。レンズ構成は5群6枚のダブルガウスで同時代のテッサー型のパンケーキレンズと比べると大口径で高級である。軽量でコンパクトな40~45mmのレンズは結構需要があるらしく、1979年にニコンのEシリーズ用でコンパクトな標準の50mmf1.8が登場。いずれにせよ一眼レフ用のダブルガウスはバックフォーカスを確保したコンパクト化が難しく、最初期の一眼レフ標準なんか58mmだった。ミノルタ MDロッコール45mmf2のレンズ構成。50mmより5mm短い焦点距離でここまでコンパクトネスを追求するのは大変だったと思う。真ん中にロッコール45mmf2を置いてレンズの厚みを比較してみる。左がペンタックスKマウントのSMC40mmf2.8で右が同じくペンタックスのSMC・M50mmf1.7。テッサー型は流石の薄さだけど、手持ちのSMC40mmf2.8は高性能化と薄型を追求した硝材のせいか後群に曇りが出ている。ミノルタSR-1に付けたロッコール45mmf2。今まで2回ほど後のレンズが曇ってしまい開けてみた事があるけど、レンズユニットが良く見るネジ込みではなく、3本の小さなネジとホルダーで後のレンズを保持しているのはコストカットの為だろうか。ロッコールMD45mmf2の作例(全て銀塩写真)お稲荷さんの狐が奥からこちらを見ている。フェンスの向こうは色づき始めたツタ。古い机と手前に置かれた空き缶の侘しさ。まだ紅葉の始まりなので黄色と赤色が淡い。色づいたカエデに絡まるクズの葉は、まだ緑色。黄色くなったカエデが秋の光を受けて眩しい。どこを見ても赤と黄の光で輝いている。生き物の気配がない静寂の中で秋の黄色い光が充満してる。