拝啓、日本がアメリカ製品を買ってくれないとお嘆きのトランプ大統領閣下。ワタクシが大好きな貴国の製品を拾い上げてみました。
アメリカのトランプ大統領が日本はアメリカ製品を買ってくれないと嘆いている。今まで、拙ブログでもアメリカ製品を色々と紹介してきたけど個人的にアメリカで作られたもので今まで使って印象に残っているものを少しまとめてみたいと思う。最初にアメリカと言えば何といっても映画や音楽はであり人生の必需だ。オーディオ絡みのソフトではシェフィールドLab、M&Kリアルタイム、テラーク、リファレンス・オーディオなどの音楽レーベル。ハードの方はシュアーとエンパイアのカートリッジ、アルテックのスピーカーユニット、GEやRCAの真空管やUTCのトランスとマロリーとスプラグのコンデンサー。これは真空管アンプに使おうと思って、以前に入手したコンデンサー。左上はインダストリアル・コンデンサー社/INCCOの製品で、他はジェネラル・エレクトリック/GEのもの。昔の真空管アンプマニアはマロリーとかスプラグのコンデンサー、アーレン・ブラッドレーの抵抗、コリンズのトランス、バスのヒューズにC-Hのトグルスイッチ、ベルデンのケーブルといった軍需に関わるMIL規格に拘わっていたのだ。今では目の玉が飛び出るマランツのビンテージアンプにも、世界一の金満国で国力が充実していた当時は、GEの真空管をはじめ軍需と関わる高品質で高信頼性のパーツが使われて世界中のオーディオファンの憧れだった。音楽絡みならフェンダーとオベーションのギターにマーチンのピックも堪らない。家の中にはハーマンミラーの机と椅子があってアンカーとファイアーキングのコップに夏はボルネードのサーキュレーターと扇風機。酒ならI・Wハーパーとメーカーズマークというメジャーなバーボンやテンプルトンのライ・ウイスキー他、千円前後の安バーボンだ。筆記具ならシェーファーとクロスで時計はウォルサムとウォーターベリー。アウトドアではコールマン製品全般とブルー・リッジ・チェアー・ワークスの机と椅子、それからロッジのスポーツマングリルとスキレット。芝刈り機が本業のトロの除雪機は騒々しくて喧しいけど腰痛持ちには頼りになる。最初のバイクのヘルメットは安全性重視のスネル規格で白い帽体の後ろに青いマグナムの文字が入ったベルのジェットを奢った。バイク乗りで買ったレッドウイングの黒い革のブーツはシフトで甲の部分が痛むのが嫌で雨にも濡らしたくないのでバイクの使用は止めた。写真絡みではコダックのコダクロームとエクターレンズ。今でもコダック製ISO200のネガカラーはメインフィルムだ。40年近く愛用しているMA―1というジャンパーは今でも手放せないし、昔のノースフェイスで表がベージュの60/40素材で裏がオレンジ色のダウンパーカーの機能性も忘れられない。他にも大分前にアメリカ製の古着で初めて買ったのがゴールデンベアーのスタジアムジャンパーで使われている素材は別格だ。それからブランドのモノグラムが目立つ今時のコーチは全く興味がないけど、旧いアメリカ製の奴はシンプルで実用性重視な野球のグローブの様な手触りの革を使ったタフな道具だ。一時凝ったシルバーアクセサリーもキング・ベイビーとビル・ウォール・レザーが一番好きで、他にもネイティブ・アメリカンの奴もお気に入りだ。ペンダントは余り使わなくなったけどリングは今でも旅に出る時はお守り代わりにしている。左4つがキングベイビー、真ん中の2つがネイティブアメリカンで右側の3つがビル・ウォール・レザー。日常使いのアメリカ製品となると、毎日使っているT・Nディッキンソンのウイッチヘーゼルというハマメリスのエキスを使った、独特な匂いのアストリンゼンが髭剃り後の必需品。ハマメリスは日本にも自生しているマンサクの事らしく、葉や樹皮はネイティブアメリカンの民間療法として使われていて、収斂作用と殺菌効果があるらしい。これは40年近く前に日焼けの痛みに効くらしいと松本で購入。更にアフターシェーブにも良いとの事で資生堂の他にもアメリカのシーブリーズやオールドスパイスも試したけど、これが一番。アメリカと言えばナイフも面白い。昔、上野で一目ぼれして買ったガーバーのポールナイフがある。オリジナルはポール・W・ポエルマン氏により1976年に考案されパテントを取った画期的なロックシステムを持つナイフで、1977~1986年までガーバーによって製作された。生産中止後に市場の要望を受けてペターソン・プレシジョン・エンジニアリングにより改良されたシリーズⅡが復活して、家にあるのはその復活バージョン。当時、3種類くらいあったと思うけどこの白いハンドルがアメリカらしくて良かった。最初に生産中止となった理由は、独自のロックシステムのパーツに精度とか品質にシビアなものが要求されるのでコストが合わなくなったという事らしい。こちらは軍用で文字通りのアーミーナイフ。カミラスは1876年設立の老舗のナイフメーカーだったけど、2007年に破産してしまった。他にも家のどこかにハンドルにレザーワッシャー使った、パイロット・サバイバルナイフがある筈だけど見つからない。スイスのアーミーナイフに比べると、ハンドルがプレスの金属板そのままの実用性丸出しで少し粗削りなカミラスだけど、そこがアメリカの軍用製品らしくて良い。メインブレードに製造年が刻まれていて家にあるのは1997年。同じく米軍で重用されたジッポーのオイルライター同様の生涯保証付きだった。最後に色柄物にも使えて危険な塩素を含まない上に、箱には101以上の使い道があると書かれている粉末の傑作酸素系漂白剤。TVで見掛ける洗剤の広告に煮沸レベルの消臭効果というのがあるけど、中には、それすら跳ね除けてぶり返す生乾き臭がある。そんな時にはこいつが一番。白い粉を付属の計量スプーンで掬って、洗濯物の入った洗濯槽に放り込んでから普通に使い慣れた洗剤による洗濯をすれば全て解決。ただ、ビニールの内袋の梱包がいい加減なので中身が紙箱の中に漏れている事がある。日本語の使用説明書の文字が極小で見えないので要所をカメラで拡大。基本的に洗濯の場合はライン1の21gだけど、個人の責任でライン2の30g放り込むこともある。布製のスニーカーの漬置きなんかにも有効だけど、動物性の繊維や皮革製品、或いは金属や木材には不適。親愛なるトランプ大統領閣下、ワタクシはアメリカに行ったことはありませんけれども、ダイニングでハーマンミラーの椅子に腰かけてカリフォルニア産のアーモンドやクルミを齧りながら、アンカーのグラスでバーボンのハイボールを啜ったりファイアーキングのマグカップでコーヒーを飲んでいます。 Dear Mr. President, I've never been to America, but I enjoy sitting in a Herman Miller chair in the dining room, munching on California almonds and walnuts, sipping bourbon highballs from Anchor glasses, and drinking coffee from Fire King mugs.