4月の成績。
いやあ、4月も終わりました。今年は厳しい相場が続いていますが、それでも「本当に良い銘柄」には静かにジワーッと資金が集まってくる感じで、昨年に較べると「努力が報われやすい相場」になっているようにも思います。 さて早速今月の成績ですが、対前年末比で+1.8%となりました。PF2位の6425ユニバーサルエンターテインメントや5位の3385薬王堂など株価軟調なところがあった一方で、1位の6059ウチヤマHD、3位の3097物語コーポレーション、4位の7605フジ・コーポレーション、8位の7552ハピネット、12位の3093トレジャーファクトリー、17位の6073アサンテなど好調なところも多く、トータルでは先月よりも良い1ヶ月となりました。 ちなみに先日のことですが、上記の上昇銘柄の内のかなりの部分に対して、アメリカの投資会社フィデリティ・インベストメンツ (Fidelity Investments) 下のFidelity Management and Research LLC (FMR LLC) からの大量保有報告が出ています。 ま、我々零細バリュー株投資家のメインの仕事の一つに、「不人気だが力のあるバリュー株を事前に仕込んでおいて、それを後から来た日本のマニアック系小型株事情に疎い蒼い目の投資家に売りつける。」というものがあるわけですが、今年の私はそのお仕事を今のところかなりの精度でキチンと出来ているということで、非常にいい傾向かなと思います。昨年の私は「優待株いけす」から光り輝く銘柄を抽出するその正確さと迅速さにやや難があり、それが大苦戦に繋がったわけですが、今年はかなり修正できているという実感もあります。 後は株価軟調な3385薬王堂なんかも、実にフィディリティ好みのいい銘柄だと思いますし、これからお買い上げ戴けると嬉しいです。更に言うと、FMR LLCは海上輸送業者の9381エーアイテイーを大きく買い増ししているようですが、同業で東証2部、かつ私のPF7位の9384内外トランスラインは、エーアイテイーに対して圧倒的に指標的に割安で、成長力もあり、かつ東証1部昇格基準も全て満たしており会社にも昇格意欲がある(IRに確認済み)なので、是非こちらもそろそろお願いしたいと思っております。(笑) ま、冗談はこれくらいにしますが、今月も先月に引き続いてPF最上位銘柄群に関しては厳しい吟味・柔軟な入れ替えを行いました。力が足りないと判断したものは謙虚に「優待株いけす」に戻し、逆に「これだ!。」とピンと来て、かつその自分の直感の裏付けを取れる銘柄には、迅速かつ大量の資金を投入して主力化しました。その詳細については今後の「準主力株概況シリーズ」で存分に熱く語り尽くす予定です。それでは皆様、来月もよろしくお願い致します。