超主力株概況1位、物語コーポレーション。
さて今日から「2014秋~2015超主力株概況シリーズ」を始めます。 1位 3097 物語コーポレーション (東1、6・12月優待) ◎◎◎ PF時価総額1位の最高主力は、愛知県を地盤に焼肉・ラーメン・お好み焼きを路面店で展開し食べ呑み放題が売りの物語コーポレーションです。前回は15位でしたが、その後主力の食べ放題焼肉店「焼肉きんぐ」の類稀かつ圧倒的な店舗戦闘力を高く評価して15000株以上を追加したため、一気に超主力1位に再浮上してきました。ちなみに今日のニュースで、 楽天デーブ監督 全選手「順位付け」へ!危機感あおる狙い(スポニチアネックス) - Y!ニュース http://t.co/cIxp0rse63 というのがあったのですが、私の投資理論も極悪で知られるデーブ監督と全く一緒です。今現在のこの瞬間で最高の戦闘力を持つと考える銘柄をシンプルに1位にしているということですね。 ↑ トップ2人がいつでも「キユーピー風」のヘアスタイルなのがちょっと気になっています。 清潔感があって凄く可愛いですね。私は飲食業界でもしかして流行っているのかと思ったのですが、別件でIRに電話した時に一緒に質問したところ、「個人のビジネススタイルです。」とのことでした。(笑) 現在の株価は3545円、PBR2.18、株主持分比率は55.9%、今期予想PER15.39、配当利回り1.4%(50円)、総合利回り2.5%(50+40=90円、優待券はヤフオク平均落札価格の額面の80%で換算)で、優待は100株保有で年2回2500円相当の優待食事券です。 物語コーポレーションは今期も業績絶好調です。稼ぎ頭の焼肉部門は、 ついに100店舗を達成し、更に進撃を続けています。私も定期的にお店を探検しに行っていますが、いつでも激込みで店内は凄い賑わいですし、トイレも常にまずまず綺麗(ここ、非常に大切。)、店員さんの接客態度も良く、メニューの提供も迅速、また値段を考えれば、仮にどれだけ脂肪を注入し成形していたとしてもお肉も十分に及第点で美味しいと思います。 私は最近は上記のようにたくさんの野菜、キムチを常に手元にキープしながら、極力「緑レベル高く」、ヘルシーに焼肉を楽しむようにしています。 そして物語コーポの好調さは数字にも表れており、旗艦業態の焼肉を含めた全部門の既存店売上高は2014年9月が102.8%、8月が106.8%、7月が103.6%と力強い推移となっています。そしてこれは今期の会社計画を超える数字となってもいます。 さて、物語コーポは昨年大型の公募増資を行いました。 その後遺症で株価は長い間ヨコヨコで推移していましたが、このところようやくその成長力が再評価されて株価は上向きになってきています。また増資で手に入れた約30億円を全て新規出店にぶち込むので、 今期の成長は再加速しそうです。 更に、 しゃぶしゃぶとお寿司の食べ放題の新業態店、「ゆず庵」の急拡大が見込まれてもいます。 私は、「利益を上げるためには細やかなメニューミックスや見直し等の多くの高度で繊細なノウハウが必要とされる食べ放題業態の先導者である物語コーポは、未だに強力なライバルが存在しないままに強い勢いを持って成長している。現在のところお店を作れば作るだけ儲かるという黄金郷の状態が続いており、少なくともまだ数年は楽に今の成長力を維持できる。」という判断の元に再び大きく買い増しして超主力化しました。 しばらく前には機関投資家の参入もありましたし、 物語コーポは、勝てる優待グロース株発掘の魔法の公式である、 YOU-CAN-SLIM法 のほぼ全てを高レベルでクリアした、最上級の銘柄であると考えています。 これまで私は日々必死に「第2の物語コーポレーション」になれる可能性のある銘柄を探し続けてきたのですが、「2人の素敵なキユーピーさんがカジ取りする本家がやはり一番良い銘柄である。物語コーポレーションを超えられるのは物語コーポレーション以外には無い。」というシンプルな結論となりました。高PBRでかなりリスクの高い状態ですが、しっかりと業績推移を見ながら、物語コーポを超主力としてのセカンドシーズンを十分に集中して戦っていくつもりです。