|
カテゴリ:優待株について
さて今日は久々にPF上位銘柄を紹介する準主力株概況シリーズです。
18位 9201 日本航空 (東1、3・9月優待)
○(バリュー株投資家としての評価)~ ◎(優待族としての評価)
PF18位の準主力は、国際線1位、国内線2位の日本航空です。
現在の株価は5230円、PBR1.37、株主持分比率は51.5%、今期予想PER8.25、配当利回り3.1%(160円)、総合利回り4.0%(160+50=210円、優待券はヤフオク平均落札価格の1枚5000円で換算)で、優待は普通運賃の50%引き券を100株保有で3月のみ1枚です。200株だと9月にも1枚、300株だと3月2枚、9月1枚という具合に増えて行き、1000株だと3月5枚、9月5枚となります。まとめると「1000株までは、100株で年に1枚」ということですね。
ちなみに、JAL、ANA、SFJ(スターフライヤー)などの空運系の優待券の金券ショップでの買い取り価格を一気に比較するのには、PANDAさんが作っていらっしゃる 空飛ぶ株優.com が最高に便利で、素晴らしい内容です。 これを見ると、「あぁ、今現在では金券屋さん買取はJALは4000円、ANAは2700円、SFJは100円が最高価格なんだな。LCCに押されて全体に買い取り価格が落ちてきているし、SFJの優待券に至ってはほとんど死んでしまって無価値になってきているんだな。」ということが手に取るように分かります。
また同時に、「なるほど、金券屋さんによって買い取り価格には大きな差があるんだな。」ということも理解できるので、大○屋さんなどの大手の買取価格の厳しい金券ショップで、相場を知らずに低い価格で手放してしまうこともなくなります。
JALは皆様ご存知の通りですが、前回の破綻で5000円億円以上の銀行からの借金が棒引き、企業再生支援機構からは3500億円以上の出資、しかもこれからまだ7年間は法人税を払わなくて良いので利益は高水準、と事業環境は良好です。
そして現在の新生JALはこの基礎体力の高さを使って北九州-羽田(スターフライヤーの基幹路線)などの、他社との競合がある路線では徹底的な価格勝負に出てきます。私はその勝負の鬼のような厳しさを昨年SFJを主力にしていた時に嫌と言うほど思い知りました。そのため今は猛省してSFJは全て叩き売り、軌道修正して謙虚に勝ち馬のJALを多く保有するようにしています。(笑)
JALは燃油費の上昇がきつく今期は大幅営業減益の予想ですが、ま、それを加味しても優待族的には特に問題なくホールドしていけるレベルのファンダメンタルズです。これからも現行の優待制度が続く限りは一定程度は保有継続の予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 6, 2014 04:59:49 PM
[優待株について] カテゴリの最新記事
|