|
カテゴリ:優待株について
さて今日は久々に幕内銘柄概況シリーズです。
38位 3166 OCHIホールディングス (東2、3月優待) ◎~◎◎
PF時価総額38位の幕内銘柄は、福岡を地盤にした住宅建材の中堅卸のオチHDです。前回はPF386位だったのですが、その日記を書いたときに「ここはあまりにも安すぎるな。準主力でも行けるんじゃないかな?」と感じて色々と調べ、手触りを確認しながらチビチビと買い増していました。ところがその最中に元々所属していた福証から東証2部へのサプライズ昇格を果たして株価が急騰してしまい、中途半端な買い増しで終わったために今のところはこの順位に留まることとなりました。
現在の株価は736円、PBR1.05、株主持分比率は21.5%、今期予想PER8.34、配当利回り1.4%(10円)、総合利回り2.8%(10+10=20円)で、優待は100株保有で1000円相当のクオカードです。
OCHIホールディングスは指標的に割安で、今期は住宅着工数の減少が響き業績は今一歩ですが、中期的な観点から見れば依然として一定の成長力もありますし、未だに良い銘柄であり続けています。以前PF386位だった時に、「福証ではなくジャスダックへの上場だったら楽に今より2割増しくらいの株価で評価されているようにも思います。」と書いたのですが、東証2部へのサプライズ上場でそれは現実のものとなりました。またOCHIホールディングスは残念ながら東証に旅立ってしまいましたが、福証には今でも指標的に破格に安い優待バリュー株が多く存在します。そしてそれらの多くは流動性不足に起因する
「福証逆プレミアム」
に苦しみ続けてもいます。
私のPF100位以内の上位銘柄だけを見ても、養殖用飼料主力の2058ヒガシマル
主力の一角で、「伝説の工事用コーン優待」で知られる7533グリーンクロス
超主力の一角で、未だに福証に留まり続けていることが不思議なほどの実力株、そして優待クーポン券を様々な楽しい商品と交換することの出来る、9035第一交通産業
ご存知「日本一の低PBR優待株」、9866マルキョウ
九州地盤で、この数年で店舗戦闘力の回復したファミレスの9942ジョイフル
など、魅力溢れる銘柄揃いです。
OCHIホールディングスの福証から東証2部への昇格とそれに伴う株価急騰は、
「福証銘柄がいかに割安であるか?」と言うことの逆接的な証明
となりました。これからも、福証を卒業したOCHIと、未だに福証に留まり続ける手持ちの銘柄達を愛でながら、楽しく毎日を過ごしていく予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 4, 2014 08:04:11 PM
[優待株について] カテゴリの最新記事
|