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カテゴリ:優待株について
さて今日は幕内銘柄概況シリーズです。
29位 3091 ブロンコビリー (東1、6・12月優待) ◎
PF時価総額29位は、名古屋を地盤に炭焼きステーキ店を展開し、最近は怒涛の関東進撃も開始しているブロンコビリーです。
現在の株価は4840円、PBR3.33、株主持分比率は82.7%と「石橋を叩いて壊す」保守的な名古屋銘柄らしく良好、今期予想PER22.94、配当利回り0.7%(36円)、総合利回り1.6%(36+40=76円)で、優待は年2回100株保有で2000円相当の食事優待券もしくは新潟県魚沼産コシヒカリ2キロです。
私はブロンコビリーに関しては、「新鮮で美味しいサラダバーと魚沼産コシヒカリを使った抜群の大かまどごはんで巧みに繕っているが、実は密かに肝心のハンバーグと特にステーキが値段の割りには美味しくない。」と判断して大きく買うことを見送ってきました。
ただ、この 「ブロンコビリーの悪い企み」 は実は日本の主戦場の関東でも十分に通用する巧みなビジネスモデルだったようで、この数年のブロンコビリーは以前とは見違えるほどの高成長と高利益を上げる銘柄に変貌しています。
以前にも書きましたが、競争の厳しい外食株において営業利益率2桁を確保している銘柄というのはカツ丼の「かつや」を展開している3085アークランドサービス、サンマルクカフェの3395サンマルクHD、そしてここ3091ブロンコビリーなど僅かに5社程度しかありません。
私は、「 完全に自分が間違っていた。ブロンコのビジネスモデルは素晴らしい し、お客さんも皆ニコニコ笑顔で納得している。PBRは極めて高いが今の成長力ならPF上位銘柄として買わざるを得ない。」と考えを悔い改めて優待MAXの1000株まで買い増ししたため、今回この位置で登場することとなりました。
ブロンコビリーは名古屋銘柄らしく、財務は堅牢で利益率も非常に高く、出店も地価の安いところや居抜き物件ばかりで固めている、極めて好ましい「ケチケチ渋チン銘柄」です。私は子供の頃にはじいちゃんにせがんで良くこのブロンコビリーに連れて行ってもらってもいました。じいちゃんは歯が悪くあまり喜んではいませんでしたが、私と妹が大喜びするので連れて行ってくれていたのです。優しかったじいちゃんの思い出を胸に、そして「新たな高成長株」へと変貌を遂げつつあるブロンコの今後の業績推移をしっかりと見ながら、PF上位銘柄としてホールドして応援して行きたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 14, 2015 08:02:31 PM
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