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みきまるの優待バリュー株日誌

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Jul 9, 2015
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カテゴリ:株式投資全般

 今日は最後にかなり戻しましたがそれでも私のPFは大きくマイナスでした。昨日と今日の2日間のトータルの損失はTOPIXに大きく劣後する巨額なものでした。

 

 

 

 

 

 

 

 今年の良好な相場環境の元で、「私も既に若くは無い。体力・気力・知力が充実して脂が乗り切っていると言う意味では、恐らくきっとこの瞬間が人生で最期。今こそ夢を叶えよう。従来取ってこなかったレベルのリスクも取って、パンパースのゴムがはち切れる位の最大限の攻撃的なポジションで行こう。」と決意していました。そしてある急騰中の銘柄にオラオラの強気でピラミッディングをかけて勝負に出ており、CPが極端に減少し、防御が手薄になっていたところで今回の暴落局面を迎える事になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 普段の私だったら昨日と今日の午前中の下げくらいなら「全くどうということはない」という状態だったと思うのですが、今回はそのピラミッディングしていた銘柄の暴落がPFを直撃し、また同時に自分の投資行動が軽率でリスクがあまりにも高いものだったことを瞬時に悟ったことから、心理的に非常に厳しい状況に追いやられることとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 つまり私には、「一気に直線的に大きく儲けようという欲に目が眩んでいた」という自覚が元々潜在的にあり、マーケットの暴落で自分のそのミス・認知の歪みに嫌でも気付かされたことがとてもつらく苦しかったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 今日の私は自分が「マーケットを舐めて簡単に思っていたことのしっぺ返しを受けた」ことを鮮烈に意識することとなりました。そして同時に、このピンチをどう凌ぐかの敗戦処理のステージに自分が突然に立たされていることも認識しました。

 

 

 

 

 

 

 午前中の段階でPFの悲惨な被弾状況を確認した後で、私はこういった年に数回レベルの暴落局面でいつも心掛けていることを自然と思い出していました。それは、

 

 

 

 

 

パニック売りをしない。

 

 

 

 

感情的な取引をしない。

 

 

 

 

絶対にナンピン買いをしない。

 

 

 

 

 

の 「暴落時の3原則」 です。

 

 

 

 

 

 

 

 今日はCPが枯渇していたこともあり、欲しい水準だった銘柄を十分に買うことが出来ませんでしたが、意気消沈しながらも上記の3原則を守ったので少なくとも致命的なミスはしませんでした。ただ同時に、自分の最近の慢心のせいで年間で見れば大きなパフォーマンスマイナスの主原因になる最低で最悪の1日になっただろうな、とも直感しました。

 

 

 

 

 

 

 自分の愚かさに唇を噛み、そして同時に「市場とはこんなものだ。この不快感を平然と受け流せないようであればここから去るしかないし、留まりたいのであれば受け入れるしかないんだ。」と改めて自分に言い聞かせています。

 






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Last updated  Jul 9, 2015 11:30:22 PM



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