みきまるの優待バリュー株日誌

2017/10/31(火)22:33

株式投資本オールタイムベスト3位、オニールの成長株発掘法。

株式投資全般(1960)

 さて私にとっての株式投資本オールタイムベスト3位は、オニールの成長株発掘法(ウィリアム・オニール、パンローリング社)です。私が最初に買ったのは初版ですが、現在では第4版が出ており本屋さんで貪る様に立ち読みしたところ、かなりバージョンアップして更に良くなっているので買い直しました。           グロース株投資家の方にとっては常識の「CAN-SLIM投資手法」を生み出したことで有名な「永遠のスタンダード」ですが、低PBR銘柄至上主義で「ゴリゴリの原始的バリュー系優待族」だった私にとっては最初に読んだ時には、「あぁ、グロース系の本なのね。うーん、うーん、これは自分の投資手法には取り入れるのが難しいなあ。」という感じで一読して速攻でサヨナラし、本棚の3軍の所にポイっと突っ込んでその後ずっと埃をかぶったままという状態でした。       ところが時が流れ、「んんん、おかしいな。これはどうも単純なバリュー投資一辺倒だけでは十分に勝てないぞ。市場と言うのはどうもそんなところじゃないんだな。」ということにようやく気付き、壁にぶち当っていた時にこの本を読み返し、目からウロコがぼろぼろと落ちたのでした。有効な投資手法というのは色々とあるわけですが、CAN-SLIM手法には時を超える力がある、永続的な普遍性があることを遅ればせながら知ったのです。そして世界に誇る摩訶不思議な株主優待制度が広まっているここ日本市場の独自性に完璧にフィットさせた、改変オニール変法である、       ​YOU-CAN-SLIM手法 ​       を独自開発して今に至っています。       私が死ぬほど苦手としていた「優待グロース株」をなんとかPFに取り込むことが出来るようになったのはまさに直接的にオニール先生のおかげです。本当に最高の1冊ですね。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る