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みきまるの優待バリュー株日誌

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Sep 18, 2015
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カテゴリ:株式投資全般
 さて今日は「株式投資本オールタイムベスト」シリーズです。第13位は投資で一番大切な20の教え(ハワード・マークス著、日本経済新聞社)です。

 

 

 

 

 

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 無数にある株式投資本の中で、「この本がベスト・オブ・ベスト」と言い切る投資家の方もたくさんいらっしゃいます。具体的に言うと さっかくさん という投資本を500冊持っているという凄腕の若手投資家の方がいらっしゃるのですが、彼がこの本をベスト1位に挙げています。私もこの本が最高の一冊であることに全く異論はありません。

 

 

 

 

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 この本の素晴らしさ、それは バリュー投資に必要なものを凄く高い視点から俯瞰して総括してくれていること です。 著者のハワード・マークスには「全てが見えている。」 読みながらそれがダイレクトに心に伝わってくる、「あぁ、今自分は宝物のような本を読んでいる。」ということが実感でき、その 「ハイクオリティ特別選抜な感動が最初から最後まで続く」 のです。

 

 

 

 

 

 著者は「投資は簡単なことではない。簡単だと思うのは愚か者である。」というチャーリー・マンガーの金言を引用してまず最初に我々を諭します。「ほかの投資家よりも正確に見極める力が必要。。。言い換えれば、周りとは違う思考方法を持たなければならない。」と述べています。

 

 

 

 

 

 そして具体的には第1章で、単純で底が浅い誰にでもできる1次的思考(これは良い企業だから株を買おう)ではなく、  奥が深く複雑で入り組んだ 2次的思考 (これは良い企業だ。ただ株は過大評価されていて割高だから売ろう。) が必要であると力説します。この「2次的思考」という概念は本当に大切であると思い、私もこの本を読んだ日から常に「自分の投資ストーリーが浅すぎないか? 単純化し過ぎていないか?」を自問するようにしています。

 

 

 

 

 

 更に第5、6、7章にかけて展開される「リスク」の話も秀逸です。一言でいうとリスクと言うのは、

 

 

 

 

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 上記のような分かりやすくて単純なものではなく、

 

 

 

 

 

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 「リスクの高い投資というのは 先行きがより不確か ということだ。つまり、リターンの確率分布の幅が広いので、場合によっては損失が出る可能性もあるということだ。」と述べているのですが、この素敵なグラフだけでも1000円くらいの価値があるなあ、といつも見るたびに思います。

 

 

 

 

 

 また第9章の「振り子を意識する」という視点も素晴らしいと思います。今の株式市場が上昇局面と下降局面のどこにあるのかを常に考えることの必要性を述べているものですが、「賢明な人が最初にやること、それは愚か者が最後にやることだ。」という著者の指摘は味わい深いです。

 

 

 

 

 

 

 ハワード・マークスの「  投資を成功させるには、一番大切なこと がたくさんある。 それらはすべて重要 なのである。1つ1つの要素が、強固な壁となるべきものを構成するレンガなのであり、どれが欠けても困るのだ。」という指摘は、株式投資の本質をズバッと射抜いています。馬鹿では勝てない、怠惰では勝てない、運が無くては勝てない、そういう厳しい世界で我々は戦っているんだと言うことを改めて痛感させてくれる時を越える名著ですね。

 







Last updated  Sep 18, 2015 07:41:39 AM
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