みきまるの優待バリュー株日誌

2021/01/14(木)22:55

株式投資本オールタイムベスト20のまとめ。(第2版)

株式投資全般(1963)

  さて大好評を戴いております「株式投資本オールタイムベストシリーズ」ですが、今日はその11~20位をまとめておきます。  私が今までに読んできた数百冊の中の「ベストオブベスト」であり、今この日記を書いている机からすぐに、2秒以内に手が届くところに全てがある、私が投資家として「全幅の信頼を寄せている」本たちです。なお未読の方は先に、     1~10位       を御覧下さい。       それでは最初に一覧を御覧戴きましょう。          本当に最高の本ばかりです。全部買っても数万円ですが、得られるものはその何百倍、何千倍ですね。♪      第11位 続マーケットの魔術師 (ジャック・D・シュワッガー著、パンローリング社)  前編 ・ 後編    マーケットの魔術師シリーズはどれも超傑作ですが、 第4作となるこの最新作も間違いの無い出来 です。 最新のマーケットの進化をダイレクトに生き生きと反映した珠玉のインタビュー集 ですね。特に 第13章のエドワード・ソープのところは最高 です。ここだけでもこの本の定価以上の価値があります。  第12位 株式投資 (ジェレミー・シーゲル著、日経BP社)   この本が素晴らしいのは過去200年間の色々な金融資産の利回りを研究し尽くし、その結果として長期投資ではあらゆる金融資産の中で間違いなく株式の利回りが最も高いこと、したがって 長期投資に最も相応しい金融商品が株式投資であることを証明 してくれていることですね。 1. 総論 2. 市場に勝つには?      第13位 投資で一番大切な20の教え (ハワード・マークス著、日本経済新聞社)    この本の素晴らしさ、それは バリュー投資に必要なものを凄く高い視点から俯瞰して総括してくれている ことです。 著者のハワード・マークスには「全てが見えている。」 読みながらそれがダイレクトに心に伝わってくる、「あぁ、今自分は宝物のような本を読んでいる。」ということが実感でき、その 「ハイクオリティ特別選抜な感動が最初から最後まで続く」 んですね。      第14位 となりの億万長者 (トマス・J・スタンリー&ウィリアム・D・ダンコ著、早川書房)   このとなりの億万長者は言うなれば、「現代のバビロンの大富豪」 なのです。スタイリッシュにそして親切丁寧に現代的に洗練され、より具体的で心に響く新バージョンなんですね。      第15位 伝説のファンドマネージャーが教える株の公式 (林則行著、ダイヤモンド社)   この本の第2章の 「株には新高値銘柄と非新高値銘柄しかない。」 という発想は物凄いものです。ウィリアム・オニールのCAN-SLIM投資手法の中のN、「New highs(株価が年初来高値、昨年高値、上場来高値などの新高値つけている。)」の概念を更に一歩進めたものですが、ここまでの考え方はこれまでの自分には全く無かったですし、この本を読まなければこれからも永遠に無かっただろうと思いますね。      第16位 世紀の相場師ジェシー・リバモア (リチャード・スミッテン著、角川書店)   リバモアが本当に凄いのは、 もう1世紀も前の投資家なのにその投資法が「全く古くない。」 ことです。もっと正確に言うと彼の投資法は古くないばかりか、CAN-SLIMで有名なウィリアム・オニールの投資法の「元ネタ」 になっているんですね。      第17位 運とつきあう(マックス・ギュンター著、日経BP社) 前編 ・ 後編   歴史的傑作「マネーの公理」のB面的な、そして 不可思議な「運」というものに真正面から対峙した名作 であり、数ヶ月に一度くらいふっと本棚から取り出して読み返したくなる、そんな 深い琥珀の魅力のある本 ですね。      第18位 投資を生き抜くための戦い (ジェラルド・M・ローブ著、パンローリング社)  1. 投資で成功するには投機的な心構えが必要 特にお勧め!!! 2. 分散投資は問題  3. 株の買い方のコツ  4. 損切りの大切さ お勧め 5. 株をいつ売るか お勧め 6. 株式市場には常にチャンスがある ​7.  ローブの考える「なぜ買うか?」​ ​8. ローブの考える「なぜ売るか?」​      この本は真の傑作です。言葉の1つ1つが深く、それが真実であると言う重い響きがあります。生き残りのディーリングと双璧を成す株式投資本の最高峰 ですね。      第19位 バフェットのポートフォリオ (ロバート・G・ハグストローム著、ダイヤモンド社)  1. ケリーの公式でフォーカス投資 特にお勧め!!! 2. 優待株いけす理論の誕生 お勧め 3. 瓶底メガネ野郎     バフェットが集中投資によって成功したことに注目して、フォーカス投資の必要性とその優位性の解説に的を絞った極めて実践的な1冊 ですね。      第20位 新 マーケットの魔術師 (ジャック・D・シュワッガー著、パンローリング社)    名作揃いのマーケットの魔術師シリーズの第2弾です。シリーズの中では一番出来が悪いですが、それでもトータルで見ると神レベルの一冊となっています。 マーケットの格言として知られている名言の中でこのシリーズが元ネタになっていることと言うのは物凄く多い ですし、 マーケットの魔術師シリーズ全4作の全てを読破していることは投資家としての「必須の教養」であると考えています。 ​​​  ​1.総論​ ​2. スタンレー・ドラッケンミラー​ ​3. ビクター・スペランディオ​ ​4. ウィリアム・エックハート​ ​​​      以上、みきまるの優待バリュー株日誌特別編、株式投資本オールタイムベスト20 でした。皆様、ここまでお付き合い戴き有難う御座いました。

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