みきまるの優待バリュー株日誌

2016/01/08(金)13:18

マニラベイリゾーツ(MBR)の今とこれから(超主力株概況2位、ユニバーサルエンターテインメント3)。

優待株について(3773)

 さて前回は6425ユニバーサルエンターテインメントの現時点での謎と懸念を詳細に見たわけですが、その一方でユニバEには「これは当れば超太いだろうな。勝ったら本当に今度こそ南の島に移住確定だな。」と感じずにはいられない物凄いポテンシャルがあります。そして命運を握る巨大カジノの マニラベイリゾーツ:MBR に関しては、現在カジノ開発の暫定ライセンスが2016年12月31日まで延長されたことから      開業に関しては、ほぼ確定的な状況       となっています。          ギャンブルで儲かるのは何と言っても「胴元」。そして、ユニバEが「日本初の巨大カジノの胴元」になる日が刻々と近づいている        んですね。                (写真は全てskyscrapercity.comより引用)   ↑ これが最新のMBRの進捗状況ですが、ガラスサファードという金色に輝く耐熱壁の工事が一気に進行し、         マッシヴで超クール、かつエクストリームなその全貌        が徐々に明らかになってきています。また複数の情報を統合すると現在工事は昼も夜もなく突貫で続いています。会社側が言う2016年12月の全面オープンはやはりちょっと厳しい感じがしますが、もしかすると部分的な一部施設のソフトオープンは不可能ではないかもな?という怒涛の進捗となっています。       また     MBRの運営会社のタイガーリゾーツのホームページを見ると現在大量の求人がかかった状態     であり、いよいよ開業の日が近づいてきていることを実感します。        ただ、ユニバEには依然として悪材料が満載なのも事実です。それには 前回の日記 で言及した問題以外にも、 「 稀代の勝負師 」 とも言われる高齢の岡田会長(凄腕の会長なしではゴールに辿り着けないと思います。)           がこれからも今まで通りぴんぴんに元気でいてくれるのか、未だ想定外の新しい悪材料の登場(ユニバEに関しては絶対に無いとは言い切れないと感じます。)がないか、カジノ開業の直前になってMBOで市場からシレッと消えたりしないか?等があります。また数年前までは「カジノは作りさえすれば死ぬほど儲かる」という状況でしたが、中国経済の変調とその腐敗防止機運の高まりで以前ほどの黄金郷ではなくなっているのも事実です。      ただここからはあくまで個人的な考えですが、中国との政治的な結びつきの強いマカオのカジノ失速は、逆に政治的な繋がりが少なくて地理的に中国に近くかつ「清濁併せ呑む」発展途上国であるフィリピンのカジノにとっては大きなチャンスであり、     「新たなマネーロンダリングの聖地」     の地位を数年後に得ることになっても別に不思議ではないとも感じています。       またMBRは     2010年に経済特区の認定     を受けており、      開業後4年間は法人税免除かつ5年目以降も軽減税率の適用が認められる      という 発展途上国のフィリピンならではの太っ腹な超大出血サービス を受けることができるのも大きな魅力です。仮に日本でカジノが認可されることになったとして、果たしてこんなに良い開発条件が出ることが少しでも期待できるでしょうか?  規制だらけで全ての政治システムがカチカチに硬直化し老化した日本ではまずありえない でしょう。 このカジノプロジェクトはフィリピンにとってはまさに国策事業なんですね。      ま、リスクのないところにリターンはありませんし、ここに関してはある程度覚悟を決め、腹を括ってホールドする必要があると思います。以上の全体的なまとめをするとユニバEは、      負ければ株価は2分の1、ただし、もしも勝った場合には2~10倍。      だろうと評価しており、「ハイリスク・ハイリターン」の典型例ではあるものの、     リスクに十分に見合うリターンを期待できる、極めて魅力的で面白い勝負である      と結論しています。引き続きあらゆる情報に細心の注意を払いながらパンパース完全装着で超主力の一角としてホールドしていく予定です。     免責事項 : 当ブログは私が投資家として少しでも成長するための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。特にこのユニバEはやんちゃ度スリーセブンの振り切れMAXです。また市場の未来がどうなるかは最終的には誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため本記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれもご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。

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