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みきまるの優待バリュー株日誌

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免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。

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Aug 25, 2016
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カテゴリ:株式投資全般

 さて今日は、株式投資本オールタイムベスト34位、

 

 

 

 

 

新賢明なる投資家 (ベンジャミン・グレアム&ジェイソン・ツバイク著、パンローリング社)

 

 

 

 

 

 の第4弾です。なお今回の日記がシリーズ全7作の中での最重要回となります。

 

 

 

 

R0144113.JPG 

 

 

 


 

 

 さて「バリュー投資」の始祖として知られるグレアムは本書の中で、防衛的投資家にとっての銘柄選択基準として以下の7つを挙げました。

 











 

 


 

1. 企業の適切な規模 (みきまる注:小さい方が有利。何故なら 小型株効果   が得られるから。)

 

 

 

2. 財務状態が十分に良い。


 

 

3. 最低過去20年間、継続的に配当がある。

 


 

4. 過去10年間、赤字決算がない。(みきまる注:私はこのグレアムの言葉を受けて保有銘柄に関して必ず過去10年間の業績をチェックすることを自らに課している。) 


 

 

5. 収益の伸び ー 過去10年間で初めの3年間と最後の3年間の平均を比べて、1株当たり利益が最低3分の1以上伸びていること。 (みきまる注:10年間で累積33%の成長。つまり1年では平均3%未満の成長でよい。 グレアムは成長性に関しては非常に低いハードルで良いと考えていた ということ。)

 


 

6. 妥当な株価純資産倍率 ー 株価が純資産価値の1.5倍以下

 

 


7. 妥当な株価収益率 ー 株価が過去3年の平均収益の15倍以下


 


 

 

 

 

 そして、特に上記の6・7に関して、









 

 

 

 

 




 経験則から、株価収益率に株価純資産倍率を掛け合わせたものが22.5以上であってはいけない。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 と述べました。この

 

 

 

 

 

 

 

 PBR×PER<22.5


 

 

 

 

 

 

 は

 

 

 

 

 

 

 

 グレアムのミックス係数

 

 

 

 

 

 

 

 として我々バリュー投資家にとっては 「あまりにも有名な数字」 です。









 

 

 

 

 

 

 

 私はどれほど成長力が魅力の銘柄に投資する場合であっても、PBR×PERが22.5を超えるようだと、100%%眉間に深い皺が寄ります。「うーん、これはきついなあ。」といつも思います。それはもちろんグレアム先生の教えに背いた銘柄だからです。



 

 

 

 

 

 そして、ポートフォリオの多くの銘柄はグレアムのミックス係数が半分の11.25以下のものから選んでいますし、更に厳しく絞り込んで4分の1の5.625以下のものも多くあります。そして過去の自分の経験上、PBR×PERが5以下の銘柄で致命的な敗北を来たした事は一度もありませんし、更に言うとPBR×PERが2以下、つまり1台の場合はほぼ負けたことはありません。

 

 

 

 

 

 

 

 このように グレアムのミックス係数の22.5は「本当に偉大な数字」 なんですね。(続く)







Last updated  Aug 25, 2016 01:37:38 PM
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