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カテゴリ:株式投資全般
いやあ、市場の動揺が収まらないですね。有力投資家のツイッターやブログを見ていると、北朝鮮リスクを重く見て全額キャッシュに戻した方や、そこまで極端でなくてもキャッシュポジションを数十%程度にまで引き上げたという方が散見されます。
確かに一理あるなあ、と私も思います。確率は決して高くはないでしょうが、仮に日本にミサイルが1発着弾すれば日経平均は軽く3000円程度は下がるでしょうからね。 さてそんな中ですが、残念ながら本日で年初来のパフォーマンスがマイナスに転落しました。今年はとにかく初心に帰ってシンプルな投資を心掛けており、指標的に割安で、自分が確信を持てる、期待値の高い優待バリュー株だけをPF最上位において丁寧に丁寧に戦ってきましたが、力及ばずついに水面下に沈むこととなりました。 「損失は利益の2.5倍の精神的ダメージがある。」というのが相場心理学の教えですし、私も現在の自分の状況をどのように感じているのかと言われれば、端的に言って、 非常に不愉快 です。(笑) ただ私は過去、ライブドアショックの時も、リーマンショックの時も、東日本大震災の時も、常に市場環境に関係なくフルインベストメントを貫いてきました。そして今回仮に「北朝鮮ショック」が起こることになってもそれは全く変わりません。ポートフォリオは凄まじいダメージを受けることになるかもしれませんが、それを許容する、そのまま受け入れる覚悟をしている、ということです。 「お前、一体何を言ってるんだ、頭がおかしいんじゃないのか?」と思われる投資家の方がいらっしゃるかもしれませんが、市場の荒波に襲われて波に飲まれたら、そのまま海中でクルクルと回りながら巻かれ続ければいい、ただ、目だけはしっかりと見開いていて、もしも目の前にお宝が現れたら、手持ちの中で一番総合戦闘力が低い子を手放して素早く入れ替えればそれでいい、そう思っているのです。 これが何故かというと、 我々投資家は良い時も悪い時も、常に市場に留まり続けなければならない、そうしないと「稲妻の輝くとき」を逃してしまう からです。 市場の将来を予測して「マーケットタイミング」に賭ける投資手法は、「悪魔のささやき」であり、決して耳を傾けてはいけない というのが私の投資ルールです。もしかするとごく一部の超A級の凄腕投資家にはそれが可能なのかもしれないですが、少なくとも私にはとても無理だと考えているのです。
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Last updated
Apr 12, 2017 06:46:22 PM
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