|
カテゴリ:株式投資全般
さて今日は株式投資本オールタイムベスト第51位
決算書はここだけ読め!(前川修満著、講談社現代新書) の最終回第3弾です。今日は2冊目であるキャッシュフロー計算書編の最高の部分だけをコンパクトに見ておきましょう。 キャッシュフロー計算書は、たったの2か所をまっさきに読むべき。。。それは、営業活動によるキャッシュ・フローの合計値と投資活動によるキャッシュ・フローの合計値です。。。これこそが、人間の姿にたとえるならば、相手の全体像と目に相当するものです。 いやあ、比喩表現が本当に分かりやすくてしっくりすっきり頭に入ってきますね。それでは以下で本書の肝の中の肝だけを見てみましょう。 フリー・キャッシュ・フローとは、「会社が自分で稼いだお金であって自由に使えるもの」。 営業CFと投資CFの合算値=フリー・キャッシュ・フロー フリー・キャッシュ・フローがマイナスであることは、「事業活動によって稼ぐお金よりも、事業を維持するために出ていくお金の方が大きい」ということを意味します。こういう状態をいつまでも続けていると、会社経営が行き詰まるのは必至です。 まっさきに、営業CFの合計値、投資CFの合計値を見て、フリー・キャッシュ・フローがプラスなのかマイナスなのかを見てください。 まとめ ふー、素晴らしい。個人的にはこの2冊目の方が1冊目よりも更に切れ味が鋭いなと感じました。未読の方は、是非2冊まとめて買って読んでみてくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 27, 2017 07:15:18 PM
[株式投資全般] カテゴリの最新記事
|