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さて今日は株式投資本オールタイムベスト、第56位、
出来高・価格分析の完全ガイド (アナ・クーリング著、パンローリング社) の最終回第3弾です。 今日は非常に出来の良い第6章から特に印象的だったところを紹介しましょう。 具体的にはストッピングボリュームとトッピングアウトボリュームについてです。 ストッピングボリュームは、インサイダーによってブレーキがかけられたときの値動きを表すもの。。。 トッピングアウトボリュームは市場が上昇トレンドに乗って上昇したあと天井を付けることを意味する。 非常に実践的でいい話ですね。実際の日々の闘いの中で非常に良く遭遇する局面を、図説化して分かりやすく解説してくれていると思います。 さて名残惜しいですが、そろそろ総括です。 この本は、 市場は全てインサイダーによって操作されている という「偏光メガネ」を掛けた特殊な異形の視点で全編が綴られている のですが、 「常に少数派が勝つ」という普遍的な特徴があるマーケットでは、独特で風変わりな視点から市場を眺めて戦うことには大きな意義がある と私は考えています。 実際、「優待バリュー株投資」というトリッキーでビックリ箱的な眼鏡をこの16年間掛け続け、自らが編み出したオリジナル且つ不可思議な視点に特化して戦ってきた私は、対TOPIXで見て圧倒的な好成績をここまで収めることが出来ました。 もちろんこれには幸運の助けが大きかったのは厳然たる事実ですが、決してその全てが偶然という訳ではない、 マーケットに対して理に適っていてそして同時に独自の確固たる視点で対峙することには素晴らしい付加価値がある そういったことを実感させてくれる印象深い名著です。未読の方は是非。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 24, 2017 07:41:29 PM
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