さて今日は当ブログ1番人気の 2017主力株概況シリーズ です。
27位 7837 アールシーコア (東JQS、3・9月優待) ◎◎
PF時価総額27位の主力下位銘柄は、丸太組み工法の住宅(ログハウス)でトップのアールシーコアです。株価上昇&買い増しによって、前回の38位から順位を上げてここで登場してきました。
現在の株価は1174円、PBR1.09、自己資本比率は45.9%、今期予想PER11.51、配当利回り4.1%(48円)、総合利回り4.5%(48+5=53円、優待品はオリジナルグッズのみをヤフオク平均落札価格の500円で換算)で、優待は下記の通りです。
この中で、アンケートに答えると戴けるオリジナルグッズには非常に力があります。バンダナ、マグカップ、軍手の3択から1つを選べるのですが、率直に言って少なくとも1000円以上の価値があると思います。なぜなら非常にクオリティの高いアイテムばかりだからです。
私は過去マグカップを狙い撃ちにしてきました。その理由は全部で3色あるマグカップをコンプリートしたかったからです。ただどの色が届くかは会社側の気まぐれでランダムなので私はなかなか全色が揃わず、夢が叶わずににいました。でも今年ついに、、、
目標を達成しました。控えめに言って、とっても嬉しかったです。ちなみにここの株主優待制度に関してですが、IRによると「1年後くらいをめどにオリジナルグッズの内容を入れ替えて変更するかもしれない。ただしいずれにせよ株主優待制度は継続する。」との事でした。
さて一般的に言って、
住宅展示場と言うのは無防備に行くと非常に危険なところ
です。売上成績のノルマに追われて万年飢餓状態の「客を殺すことしか考えていない」営業マンが涎をダラダラと垂らしながら牙をむき出しにして待ち構えており、やってきた客の後ろを金魚の糞の様について歩き、隙あらば無知な消費者に自社の住宅を強引に売りつけよう、何が何でも契約を取ろうと虎視眈々と狙っているからです。
私は以前投資を検討していた、とあるプレハブ住宅メーカーの展示場に「偵察のつもり」で気軽に小粋にスキップしながら鼻歌混じりで出かけたところ、その日から「夜討ち朝駆け」で営業マンが家にガンガンやってくるようになり閉口したことがありました。
ちなみにこの
住宅展示場の危険性
については、 プロが教える!! 忙しい人のための家づくりブログ というサイトの
住宅展示場へ行くのはちょっと待って
と言う記事がとてつもなく秀逸ですので、是非併せて御覧になってみてください。間違いなく一読の価値があると思います。
、、、、、、すいません、かなり脱線しました。
ただ、業界にそんな「焼き畑農業」的な悪習が蔓延する中、ここアールシーコアは、「住宅展示場で一切営業をしない。価値を分かってくれる、共感してくれる、好きな人にだけ買って貰えればそれでいい。」という実に潔い方針を貫いており非常に好感が持てます。IRによると、「当社の住宅はログハウスという特色があり、どうしても木材のクラックなどが発生する。そのため他社の規格品の均質なプレハブ住宅に較べるとどうしても完成度が落ちる。なので(他社の様な)押し売りをするのがそぐわない商品となる。気に入ってくれた人だけが買ってくれたらそれでいいというスタンスでずっと昔からやっている。」とのことでした。
実際私もここの展示場にちょっとドキドキしながら偵察に訪れたのですが、他社では絶対に避けて通れない「うざい営業」など1秒もなく、「完全放置プレイ」で心行くまで自由に探検が出来ました。
アールシーコアは超不人気の不動産系の銘柄ですが、過去の業績推移も比較的安定していますし、
(上記データは四季報オンラインプレミアムより引用)
ログハウスメインと言う業態にも特色がありますし、更には指標的に割安で配当利回りも非常に高いという極めて良い銘柄です。
ちなみに アールシーコアはDOE(純資産配当率)を7%程度にまで高めることを目標 としています。また このところ連続増配 が続いていますが、IRによると、「(連続増配については)明白に意識している。 当然業績次第ではあるが、今後も継続したい。」ということでした。
株主還元への意識が高い所もアールシーコアの魅力の1つ
ですね。
以上、様々な魅力に溢れたアールシーコアを、これからも業績推移をしっかりと見ながら楽しくホールドして応援していく予定です。
2017主力株概況シリーズ 免責事項
2017主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。