みきまるの優待バリュー株日誌

2017/10/23(月)23:08

株式投資本オールタイムベスト61位、ウォール街のモメンタムウォーカー 個別銘柄編。

株式投資全般(1960)

​​​​​​​​​​​​さて今日は株式投資本オールタイムベストです。第61位は、 ウォール街のモメンタムウォーカー 個別銘柄編 (原題:Quantitative Momentum: A Practitioner's Guide to Building a Momentum-Based Stock Selection System ​ ウェスリー・R・グレイ、ジョン・R・ボーゲル著、パンローリング社) ​​ です。​  ​2017年11月3日初版第1冊発行の最新刊ですが、その出来栄えの良さ・メッセージの重要さは只事ではなく、今回多くの有力書籍を押しのけて、オールタイムベスト第61位で「緊急登場」してきました。ここまでのところ、  ​2​017年断トツナンバーワンの投資本​​   ですね。​  最初に読んだ時、私は「モメンタム投資に関して残っていた疑問の霧が自分の中でみるみると晴れていく。」のを実感したと同時に、「この本は、現時点で私の投資家としての明白なエッジ(優位性)に繋がる神本だ。出来れば誰にも紹介したくない。秘密にしておきたい。」とも正直に言って感じました。  ただ私は2年半前にこの株式投資本オールタイムベストシリーズを開始した時に、「今後は良い本を以前の様に秘密にするのではなく、逆に自らが持つ力を極限まで振り絞って多くの書評を書き、その勉強の過程とブログで公表するという高いプレッシャー&緊張感を通じて、投資家として更に一段大きく成長することにしよう。」と決めていたので、それでこの日記もルールに従って仕方なく書くことにしました。(汗) それでは始めます。。。 、、、、、、と、その前に、「モメンタム投資って何なん?」と言う投資家の方々も未だにたくさんいらっしゃると思うのですが、​そういう方はモメンタム投資総論となる、2015年発売の歴史的金字塔 ​​ ​ウォール街のモメンタムウォーカー​​​  の書評を先にご覧下さい。  でもこんなことを言ってもめんどくさがってリンクを押さない方が多いでしょうから、改めて当時の書評の目次を貼っておきます。(笑) 1. 総論  2. なぜモメンタム投資は有効であり続けているのか? お勧め  3. モメンタム投資の偉人達を俯瞰する   4. モメンタム投資とは何か?  お勧め  5. フレッシュモメンタムとリターンリバーサル   ​皆様準備はよろしいでしょうか?​ ​ つまり今回紹介する本は、アントナッチの神本の「続編&各論」的な性格を「若干」帯びているということなんですね。但し、念のために申し添えておくと、この2冊は著者も別ですし、その内容も全く195度くらい異なります。  そして本書の不可思議な邦題には、版元のパンローリング社の「インデックス投資家のバイブルとしてあまりにも高名な ​ウォール街のランダム・ウォーカー​ に敢えて似た書名にして、注目を集めて多くの投資家に売り捌こう。」という意図が見え隠れしていますが、2冊ともとてつもなく素晴らしい内容なので、このような 「C級のジャンク品の紛い物」 の様なネーミングを個人的には非常に、涙が出る程に残念に思っています。​  後、いつかは言おうと思っていたことなのですが、パンローリング社は投資本を再発売する時に頻繁にかつ気軽に邦題を変更するのですが、これは本当にリアルガチで辞めて欲しいと願っています。  私は「株式投資の真正ジャンキー」なので都会の巨大な本屋さんに出かけると買い物かごを片手に「投資本をオラオラで大人買い」するのですが、そういう時は精神状態が絶頂に高揚しているので、もう既に持っている本でも装丁(ジャケット)と題名が全然違っていると、別の本であると誤認して勢いで買ってしまう事が多々あるのです。  そして家に帰ってウイスキーをチビチビ遣りながら読んでいると、「あれ?、何故だか自分にはこの本の先が読める。! 私は株式投資を愛するあまり、1万時間の法則を超えて、ついに相場の神に愛されて投資の天才になったのかもしれない。!!」と真夜中に一人絶叫するのですが、次の日の朝起きてみると、既にその本が本棚に元々鎮座していたことに気付いて、「くそー、またパンローリングにやられた。マジで殺す。」とむせび泣き続けているのです。。。  すいません、少し脱線してしまいました。本当は私はパンローリングを愛していますのでお許し下さい。  それでは皆様のウォーミングアップが済んだところで、いよいよ明日からはこの「新世代の傑作」の大トロのベストオブベストの部分だけを一緒に見ていくことと致しましょう。(続く)​​​​​

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る