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Nov 26, 2017
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カテゴリ:株式投資全般
​​​ さて今日は株式投資本オールタイムベスト62位




オニールの相場師養成講座 (ウィリアム・J・オニール著、パンローリング社)







 の最終回第5弾です。









 さて今日は、第5章 ポートフォリオ管理ー損を抑えて利益を伸ばす方法 を見ていきましょう。







 
株式ポートフォリオの管理は、ガーデニングと似ている。気を配っていないと、あなたが植えた美しい花々は、めざわりな雑草におおわれてしまい、喜びよりも頭痛の種となってしまう。。。雑草が現れたら躊躇せずに刈り取ることだ。



​​ 花と雑草はどうやって見分けるか? 簡単だ。 市場が教えてくれる。 あなたの買値よりも上がっている株は花で、いちばん下がっているか、いちばん上がっていない株が雑草だ。 。。いちばんダメな、、、け銘柄から手をつける。​​








​​ いやあ、分かりやすくていい表現ですね。(笑) 私も少し手を抜くとすぐにポートフォリオが雑草だらけになってしまうのですが、 あまりにも雑草が増えると「ゴミ屋敷」化してしまい、きれいに掃除をする気力が衰えてしまう ので、 常に意識してこまめにPFをメインテナンスする、大きなダメージになる前に損切りすることが大切 であると考えています。​​


 





 
 
市場はオークション形式の価格決定メカニズムを通じて、あなたの保有株のいくつかが並み以下の代物だと教えてくれる。。。この方法でのみ、自分のポートフォリオを健全に保ち、勝ち銘柄という花を咲かせることができる。


 海千山千の商人たちのやり方もだいたい同じだ。商品の動きが悪ければ、値を下げて速く処分し、もっと売れる商品の仕入れにそのお金をつぎ込む。あなたが持っている「商品」も同じような管理が必要だ。。。 ​含み損の出ている銘柄を長期間放っておいては絶対にいけない。​







 

 このポートフォリオの管理は出来る商人のやり方と同じ、というオニールの例え話は、実にしっくりと来るし分かりやすいですね。










 
、、、2回目の買い資金は前回よりも減らすことが大切だ。例えば、50ドルで買った株が51ドルに上がったら、それだけでも読みが正しかったという手応えになるので、買い増しすることができる。




 1回目に100株買っていたら、2回目は65株買って、上がりそうなポジションを積み増していく。わたしは1回目の買値から2~2.5%上がったらいつもすぐに2回目の買いを機械的に入れている。そうすれば、勝つ可能性のある銘柄を追加購入し損なうことが絶対にない。









​​​​​ このオニールの指摘には大切な点が2つあります。1つはいわゆる 「ピラミッディング」をする場合には、株価が騰がる度に買う株数は段々と減らしていかなくてはならない という事です。 そうでないと綺麗な「ピラミッド」のカタチにならない からです。ところが私自身もその気がありますが、株価が上がってえらく強気になってしまい、イケイケの状態になって、々持っていた株数よりも多くの株を高値圏で買ってしまう 事があります。これをやると 「平均買い単価」を大きく上げてしまって負けやすくなる ので、厳に慎まないといけないんですね。




 もう1つは 買値から僅かに値上がりしたら、その情報をポジティブに捉えて機械的に少し買い増しをするというやり方が「利を伸ばす」ために非常に効果的 なやり方であるということです。​​​​​











 
50ドルで買った株が45ドルに下がっても絶対に買い増しするな。。。ババを引くことになる可能性のほうが高い。長い目で見れば確率的に不利であり、遅かれ早かれ痛い目に遭うことになる。


 優秀なプロはナンピン買い上がりはするが、買い下がりはしないものだ。


 最初の分が含み益を出していないかぎり、けっしてそれ以上金をつぎ込まないことだ。










​​ ナンピン、クソピンは絶対にダメ ということですね。多くの大投資家が口を揃えて同じことを言っていますが、それだけ大切だという事ですし、 損失が拡大して頭に焼きの回った投資家はどうしてもその「禁断の木の実」に手を出しがち ということでもありますね。​​









 ​
​​ 株を売買するときは、成り行きーつまり、その時点で付いている価格で行うこと だ。。。指値注文をしていると、いずれ指値を逃してしまい、手放したいのに手放せなかったり、手に入れたいのに手に入れられない状況に遭遇することになる。。。 株は4分の1ポイントにこだわって投資してはいけない。もっと大きなスタンスで投資すべき だ。​​



 → 実践的で良いアドバイスですね。







 ​
​​​​ 優秀なマネーマネジャーたちは、企業が配当を支払い始めたり、 配当比率を上げると、一般的にその企業の成長が止まる兆候 であることを知っている。定期的な収入が必要な場合は、配当収入を得るためだけのために、ぱっとしない、古い、現状維持的な、配当を支払っている企業の株を買うよりも、最高の実績を有する堅実な企業の株を買って、口座から毎年6%を引き出すことを考えた方が良い。 配当株を買う場合は、利回りが並外れて高いものは避けること だ。 そういう株は一般的に優良ではなく、それだけリスクが大きい ので、値上がりはあまり望めない。​​​​




​ → このオニールの言葉は深いですね。 自分の過去の経験からも高配当株=高成績株では全くない ですし、なぜ高配当株が良くないかの説明も実によく腹に落ちます。​

 












 ​
わたしなら債権も買わない。。。大恐慌のときも債券で財産を失った人がたくさんいた。​








 ​原則としてポートフォリオに債権の居場所はない​ というのは ピーター・バーンスタインも述べています。私も、彼ら多くの先人の言葉に倣っており、今まで一度も債券をPFに迎え入れたことはありません。










 さてこれでこの本の紹介はおしまいです。書評を書いてみると、改めて実にいい本でしたね。未読の方は是非。​​ (終わり)





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Last updated  Nov 26, 2017 12:41:29 PM
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