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カテゴリ:株式投資全般
さて今日は株式投資本オールタイムベスト第65位
ゾーン 最終章 (マーク・ダグラス ポーラ・T・ウェッブ著、パンローリング社) の第2弾です。 今日は第3章 相場分析は着実な成果を上げるカギではない から。 プロは自分が正しいという確信を持ってトレードをすることはない。 これは 分析によって生じるのは可能性(期待値)だけ ということです。私もポートフォリオ上位で戦っている主力株に関しては当然、常にたっぷりと時間を使って多角度から分析をしていますが、だからといって全ての銘柄で勝てるなどとは夢にも思っていません。 勝てる可能性が高い、総合戦闘力が破格に高い、キラキラと光輝く銘柄を、PF最上位にせっせと機械的に送り込んでいるだけ。 なんですね。 トレードでの負けは常に予想外 だ。しかし、マーケットではいつ、何が起きても不思議でないのなら、、、 値動きに影響するあらゆる可能性を考慮できる完璧な分析法はない。 つまり、 トレード・株式投資はギャンブル であるということです。よく「投資と投機の違いは?」と言う様な青臭い議論がありますが、私に言わせれば両者には全く違いはありません。 世の中に「安全な株」などというものは一切存在しない のです。前世紀の大投資家である ジェラルド・M・ローブ が述べた通り、 「すべての投資は投機である。唯一の違いは、ある人はそれを認め、ある人はそれを認めないことだ。」 それだけなのです。 投資と言う言葉には安全な響きが、そして投機と言う言葉には危険な響きがある。 ただ、それだけの事なんですね。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 12, 2017 07:37:15 PM
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