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みきまるファンド
優待株の中から割安で総合戦闘力が高い銘柄を選別し、3~5年の中長期の時間軸で戦う「優待バリュー株投資」を実践。何があっても決して諦めず、少しでも良い投資家になることを目指して日々精進しています。
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免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
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さて今日は株式投資本オールタイムベスト67位
オニールの空売り練習帖(ウィリアム・J・オニール、ギル・モラレス著、パンローリング社)
の第6弾です。
今日は、空売りのタイミング についてのオニールの言葉を見ていきましょう。
大事なことは天井で空売りをするということではなく、正しいタイミングで空売りをするということ である。
空売りのタイミングを決定するうえで極めて重要で決め手となるコンセプトは、 最適な空売りポイントのほとんどは株価が天井を付けてから5か月から7か月後、あるいはそれ以上あとになって現れる ということである。株を買う時に、大底で買うのではなく、適切な買いポイントを決める前に、上昇トレンドと正しい形でベースを考慮に入れるのと同様に、われわれは天井を付けた直後での空売りを試すということはしない。
この「空売りの最適なポイントは株価が天井を付けてから5~7か月後」というオニールの指摘には最初大きな意外感がありました。この本を読むまでは、「株価がグングンと上昇してようやくピークを打ち下げ始めたところが空売りのポイント」なのかと漠然と感じていたのですが、それは全然違うということなんですね。
空売りチェックリスト
1. 市場全体が弱気トレンドでなくてはならない。また、なるべく弱気トレンドの初期段階であることが望ましい。
オニールの株を買う時の公式である
CAN-SLIM
のM(Market Direction=株式市場の方向性)を逆の方向から見る、ということですね。
2. 比較的流動性の高い銘柄でなくてはならない。
3. 直前の強気サイクルにおけるかつてのリーダー銘柄の空売りを検討する。
4. かつてのリーダー銘柄を天井から5か月から7か月、またはそれ以降に空売りすることを検討する。しばしば、最適な空売りポイントは、50日移動平均線が200日移動平均線を下方にクロスする、いわゆる「ブラッククロス」の後で起こる。
このかつてのリーダー銘柄を狙うというのも、CAN-SLIM のL(Leader or Laggard=主導銘柄か、停滞銘柄か)を逆から見ています。
つまり、 オニールの魔法の公式である CAN-SLIM投資手法 は、売りでも買いでも使える、凄い手法である という事なんですね。♬
(続く)
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Last updated
Jan 19, 2018 07:45:58 PM
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