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みきまるの優待バリュー株日誌

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Feb 26, 2018
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カテゴリ:株式投資全般
​​ さて今日は株式投資本オールタイムベスト第7位で永遠の名著である





 マーケットの魔術師 株式編 (ジャック・D・シュワッガー著、パンローリング社)











 の超久方ぶりの第2弾です。









 今日はシリーズ中でも最高傑作の1つとされている、「ウォール街で最高のトレーダー」であるスティーブ・コーエン(1956~存命中)のインタビューを見ていきましょう。コーエンはその抜群に冴えた頭脳だけを持ってウォール街に手ぶらでやってきて、資産1兆円を達成した伝説の男です。
















 彼のインタビュー内容は「控えめに言って超最高」です。私は今までに文字通り何十回(たぶん25回くらい)も読み直していますし、もっと言うと「ほとんど内容を暗記」しているくらいです。そしてこの日記でもこれまでコーエンの言葉を何度も何度も取り上げてもいます。










 それでは、「魂の震える炎の名言」に溢れた珠玉のインタビューの紹介をいよいよ始めましょう。









  
​ このゲームは完全なものではないから。僕は自社のトレーダーに関して統計を取っているけど、 最高のトレーダーでさえ、利益を上げるトレードは63%にすぎない。ほとんどのトレーダーの勝ちトレード比率は50~55%。つまり、間違いを犯す確率は非常に高い んだ。そうだとすれば、損失はできる限り小さく、利益を上げられるときはより確実にそれを大きなものにしなければならない。​





 



 そう、「損切りは早く、利喰いはゆっくりと。」ということですね。ほとんどの投資家はこの大切さを頭では分かっています。でも実際にマーケットと言う戦場に出ると、「言うは易し、横山やすし。」で真逆の行動になってしまうんですね。(笑)







 またこのコーエンの言葉に関連して、以前に









  勝率は50%​​









 という超人気記事も書いていますので、良かったらこちらも御覧下さい。











 ​
 ​​​​僕はいつもトレーダーたちに「 自分が間違ったと思ったり、理由が分からなくても相場が思惑と逆行している場合は、ポジションを半分に切れ。いつでも積み増せる のだから」と言っている。 これを2回やると、ポジションは元の4分の1になる。するともう大きなトレードではない よね。 重要なのは行動を起こすこと。 手をこまねいて悲惨な目に遭うトレーダーがあまりにも多すぎる。​​​​











 コーエンの言葉の中で、自分の血肉=重要な投資原則になっているのが上記の言葉です。そしてこの名言を基にして、








 ​迷ったら半分






 
 という大人気記事も以前に書いていますので、未読の方は是非ご覧下さい。











  
 僕が求めているのは、リスクをとることを恐れない人。


 欲しいのは、危険を恐れずリスクをとる度胸がある人。

 







​ コーエンは「トレードの最中に爬虫類の様に振る舞うことのできる、ほとんど遺伝子の異常ともいえる特異な能力」を持った人間 です。そして自分の周りに「ベイビー・コーエン」をたくさん並べることを好んだトレーダーでもありました。​




 そして私がコーエンに憧れ尊敬しているのは、自分には彼の様な「爬虫類的な攻撃性」が著しく欠けており、それを眩しく、羨ましく思っているからです。










 ​
 ​​マーケットの動きをコントロールすることはできないが、マーケットに対して自分がどう反応するかは自分でコントロールができる。​​













 ​​僕の基本理念とは、 自分の理論に従ってトレードしたら、自分が正しいかどうかは相場に聞く というやり方なんだ。​​










 これらのコーエンの言葉を初めて読んだ時の、頭を鈍器で殴られたような精神的な巨大な衝撃を昨日の事の様に思い出します。










 ​鋼鉄の意思と、それとは裏腹なふにゃふにゃの柔軟性。​​











​ ​超A級とC級のトレーダーを分つもの。それは「考え方」そのもの​






 なのだ、ということが実に良く分かるとてつもない名言ですね。​











 
 インタビュワーのシュワッガーの質問  御社にはトレーダーたちと働く専門スタッフに精神科医がいるとお聞きしましたが?



​ アリ・キエフ です。彼はここで週に3日働いている。



​​​​ アリは以前オリンピック選手の精神科医として働いた経験がある。 オリンピック選手とトレーダーには共通点がある と思っている。 彼らはともに非常に競争の厳しい世界に身を置いて、結果が全て だよね。 トレーダーたちの中には、投資アイデアの良し悪しではなく、個人の性格的な欠陥が足かせとなっている者がいる と感じていた。 すべてのトレーダーには、何かしらの欠点がある ものなんだ。​​​​










 アリ・キエフはコーエンが主催していた「世界最大級&人類最強&最狂のヘッジファンド」であったSACキャピタル・アドバイザーズ(現在は閉鎖されています)に「永久採用」されていた凄腕トレーディングコーチでしたが、2009年にその栄光の生涯を終えました。







​​ キエフには複数の著作があるのですが、特に 






 ​リスクの心理学​






 は傑作です。私はこの本を読んで初めて、






​「含み益が出ているポジションを買い増す」ことが苦手であるという自分の投資家としての大きな欠点​






 をはっきりと認識することが出来ました。そして日々、この弱点を矯正して「少しでも良い投資家」になることを目指しながら戦っています。​ちなみにこのリスクの心理学は、「株式投資本オールタイムベストシリーズ」で入魂の全10部作として近日登場予定です。既に原稿は脱稿しており今は最終仕上げ中です。御期待下さい。​

 













​​ いやあ、改めて読み返したコーエンのインタビューでしたが、何十回読んでも魂が震えますね。 








 彼こそが世界でベストオブベスト、ナンバーワンのトレーダー 








 です。これからも折に触れ復習していきたいと考えています。​​
​​






Last updated  Feb 26, 2018 07:54:01 PM
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