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Mar 20, 2018
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カテゴリ:株式投資全般
​​​​​​​​​​​ さて今日は株式投資本オールタイムベスト第70位




バリュー投資入門 (ブルース・グリーンウォルド他著、日本経済新聞社)






 の第5弾です。














 今日は、「実践編」となる後半の中から、特に出来の良い第15章 ウォルター・シュロス、エドウィン・シュロス を見ていきましょう。








 さて皆様もご存知の通り、ウォルター・シュロスは、





バリュー投資の父であるベンジャミン・グレアム







 の直接の教え子&投資の片腕であり、世界一の投資家として有名な 








ウォーレン・バフェット









 と同じ部屋で働き、一緒に企業の清算価値を調べていたという「バフェットの兄貴分」のまさに伝説の投資家です。そして、バフェットによる








「グレアム・ドッド村のスーパー投資家」という彼のニックネームはあまりにも有名








 ですね。








 それでは本文を見ていきましょう。







 ​
​ 1956年から2000年までの45年間にウォルター・シュロスと、73年に加わった息子のエドウインとが顧客投資家のためにあげた運用成果は年率複利で15.3%に達した。同じ期間でのS&P工業株価指数のトータル・リターンは年率11.5%であった。



 だがシュロスの運用の素晴らしさは、こうした比較以上のものがある。45年の全期間を通じ、パフォーマンスがマイナスになったのは7年間(7回)のみであり、S&P指数の11回より少ない。そしてマイナスの年の年平下落率はシュロスの場合が7.6%、S&Pが10.6%であった。



​ 現代投資理論では、リターンはリスクの報酬であり、より高い報酬はポートフォリオのボラティリティ(変動率)を高めることによってのみもたらされると主張される。 しかしこの理論はシュロスの投資での成功にはあてはまらない。​











 グリーンウォルド教授は学者先生なのでクソ難しく書いていますが、要は、








 シュロスのパフォーマンスの良さは効率的市場仮説では説明がつかない​








 ということです。











 ​バリュー投資家界隈のあちこちには、効率的市場仮説を超える現実、インデックス投資家達が目を背け決して語らない「不都合な真実」がゴロゴロとたくさん転がっている。​​









 ということなんですね。♬ 










 そしてだからこそ、私達日の丸バリュー投資家も、毎日毎日不人気株を抱き続けながらも、ご機嫌で過ごすことが出来ているのです。









 シュロス・パートナーシップとS&P工業株価指数の比較表です。








 シュロスの成績は圧倒的ですね。









 
 シュロス父子の投資期間は平均して4、5年にわたる。。。四半期報告書は欠かさずに読んでいるが、日々の株価の動きとか、企業収益が予想よりも少々よかったとか悪かったとかでいちいち喜んだり失望したりはしない。前にも触れたが、彼らのアプローチでは、急激に変化をしている産業、技術革新が激しく短期間に企業価値が脅かされる可能性のある産業は避けている。あわてて投資せず、じっくりとチャンスを待つだけの余裕が彼らにはある。









 ​いいですね。このシュロスの投資手法は私が理想とするものでもあります。現代の市場はとにかくノイジーであまりにも情報過多であり、なかなかシュロスの様に「極限の静寂の中で戦う」ことは叶いませんが、私も 極力投資の時間軸を長くとって、かつポートフォリオの回転率を落として無駄な売買とそれに伴う手数料と税金を節約しながらシンプルに戦う 事を心掛けています。​








 
 ​ウォルターがよく言っているように、裏付けとなる資産があれば、いつかはきっと良いことが起こるものである。​








 この「裏付けとなる資産があれば、いつかはきっと良いことが起こる。」というシュロスの言葉を私は常に胸に刻みながら日々を過ごしています。




 

 尚、ウォルター・シュロスに関しては、超名著







 ​価値の探求者たち​​







 の下記書評でも取り上げています。↓






 ウォルター・シュロス​​








 本日記と併せて御覧頂くと、より理解が深まるかと思いますのでよかったら是非。(続く)


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Last updated  Mar 20, 2018 11:20:42 PM
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